- 本 ・洋書 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9780552171892
感想・レビュー・書評
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ドラマが気に入ったので読む。
ドラマより加速するおふざけ。400ページ近くふざけ続けられるのは天才だと思う。世界が終わるなんて話なのに全体的にみんなのんきなのだ。
そして下品だとか誰かを傷つけるとかじゃない方法で笑いをとるのが素敵。学校で習うネタって共通認識だからうけやすいのかもしれない。天国にいる音楽家はエルガーとリストだけ。この2人しかいない世界が永遠に続くなんて耐えられる?
ドラマ観て思ったのは、人間に自由意志があるのかは語り尽くされた話題だけれど(でもまだ好きです)、天使と悪魔にはあるのか?面白い発想だなー、ということで一人喜んでいたのですが、Aziraphaleが天使にも悪魔にも自由意志はない、すべてはineffable plan通りなのさ、と本の中で言っててあっさり解決。ドラマは3話目かな、AziraphaleとCrowleyの思い出話が1番好きです。別に悪魔ったって、そういう役割ってだけなのだ。悪魔信仰の人たちは案外真面目に、信仰のために定期的に集会したりするするという矛盾。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アマゾンプライムで映像化されたのを機に読んでみた。悪魔と天使がサタンの息子を巡って起こると予言されている戦いを回避しようとあがくコメディ。テリー・プラチェットとニール・ゲイマンの共著。全体的にテリー色のほうが濃い?と思ったけど、War, Famine, Pollution, Deathの登場のあたりは、American Godsを彷彿とさせた。後書きもどきの質疑応答でこの部分はゲイマンの発案とあったので、やはりと思った。さて、映像化のほうはどうかな?
TerryPratchettの作品





