Anne of Avonlea (Anne of Green Gables)
- Laurel Leaf (1984年7月1日発売)


- Amazon.co.jp ・洋書 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9780553213140
感想・レビュー・書評
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赤毛のアン第二作。アヴォンリーの教師となったアンが、新たに様々な人々と出逢い、物語を紡いでいく。アンの素晴らしいところは、どんな人をも彼女の変わらぬ想像力と愛情、芯の強さとユーモアといったユニークネスで魅了しているところ。彼女が真摯な人柄で人々と向き合うからこそ、何気ない日常が色鮮やかな物語になっていくのだと思う。幸福の基本は人間関係なんだなぁと再実感。今後のアンの学問や女性としての成長も楽しみ。
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赤毛のアンの続編、第二巻。
隙間時間を使って読了。 -
Avonleaの教師になったAnne。少女の時のお喋りは影を潜め、少しづつ大人になっていき寂しくも感じる。続編ということで面白さは半減するかと不安だったが、序盤の新しい住人Mr.Harrisonとの掛け合いから愉しく、単語も読めない部分も結構あったが物語に引き込まれ読み終わってみれば前作に劣らずとても面白かった。生徒や養子になった双子のDavyとDora(特に悪戯小僧のDavy)に振り回され躾に奮闘し苦悩する一方で、親友のDianaと一緒になると想像力豊かで無邪気で度々事件を起こす所は相変わらずで、4人でのピクニック場面は面白かった。前作から思っていたがDianaも結構おかしな娘よね。そして中盤から登場するAnneと想像豊かな同類のMiss Lavender。ここから物語の面白さは最高潮を向かえ最後まで一気読み。ここは何度も読み返したい。Charlottaも良かった。まあ登場人物全員良いのだが。偏屈さではHarrisonに負けじと劣らないMrs.Lyndeも今作ではいいスパイスになっていた。Gilbertとも仲はどんどんと親密になっていき、次回作ではどうなるのか気になる。当初は少女向け文学というのが頭にあって中々手を出せずにいたが、こんなにも面白いとは思わなかった。シリーズはまだ長いが次作以降も挑戦していきたいと思う。
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