Fish is Fish (Step into Reading)

  • Random House Books for Young Readers
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本棚登録 : 27
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780553522181

感想・レビュー・書評

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  • レオ・レオーニ作。
    やはりレオーニの絵は大好きだけど、本作の話はあまりに普通で、読後、「お…おお…まあそうだよな」とまごついてしまった。

    登場するのは小魚とオタマジャクシ。
    2人は仲良くしているのだが、むろん、オタマジャクシはいつかカエルになる。

    オタマジャクシに足が生え、尾が短くなり、やがてカエルになって陸に上がっていく。
    小魚はねたましくて仕方がない。

    しばらくして、陸上の世界を見聞したカエルが戻ってくる。
    そして小魚に、鳥の話や、人間の話をする。

    でもそれらを見たことがない小魚は、翼の生えた魚や、二足歩行の魚を想像する(このくだりがいちばん面白い)。

    そこで魚は、自分もどうにか陸地に行こうとする。
    が、水のない世界で、小魚はじきにひっくり返って動けなくなってしまうのだ。

    そこへまたカエルがやってきて、小魚を水の中に戻してくれ、一命を取りとめる。
    結論は、「やっぱ魚は魚だね」(笑)

    なんかもうちょっとだけ、ワクワクするような結末にしてほしかったなあと思った。
    何らかの形で陸上の世界を愉快に体験したけれども、けっきょく水が良くて水中に帰っていくとか。

  • レオレオニ展に行った時は、最後のセリフにしっくり来たんだけど、忘れちゃった。

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