Fish is Fish (Step into Reading)
- Random House Books for Young Readers (2015年7月14日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9780553522181
感想・レビュー・書評
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レオ・レオーニ作。
やはりレオーニの絵は大好きだけど、本作の話はあまりに普通で、読後、「お…おお…まあそうだよな」とまごついてしまった。
登場するのは小魚とオタマジャクシ。
2人は仲良くしているのだが、むろん、オタマジャクシはいつかカエルになる。
オタマジャクシに足が生え、尾が短くなり、やがてカエルになって陸に上がっていく。
小魚はねたましくて仕方がない。
しばらくして、陸上の世界を見聞したカエルが戻ってくる。
そして小魚に、鳥の話や、人間の話をする。
でもそれらを見たことがない小魚は、翼の生えた魚や、二足歩行の魚を想像する(このくだりがいちばん面白い)。
そこで魚は、自分もどうにか陸地に行こうとする。
が、水のない世界で、小魚はじきにひっくり返って動けなくなってしまうのだ。
そこへまたカエルがやってきて、小魚を水の中に戻してくれ、一命を取りとめる。
結論は、「やっぱ魚は魚だね」(笑)
なんかもうちょっとだけ、ワクワクするような結末にしてほしかったなあと思った。
何らかの形で陸上の世界を愉快に体験したけれども、けっきょく水が良くて水中に帰っていくとか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レオレオニ展に行った時は、最後のセリフにしっくり来たんだけど、忘れちゃった。
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