- Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9780571200580
感想・レビュー・書評
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良いっす、Paul Auster。
自分探しというと微妙に最近のお気軽感を思い浮かべるかもしれないけれど、そうではなく存在自体の探求だからその内容は暗く重厚、かつ、そこにぼんやりとした回答さえ用意されていない。終わり方も唐突的とも言え、読者の好き嫌いがはっきり分かれる作家ではないかと。
それにしてもこの作家の英文、すごく読み易い。故に作品の奥行きはとんでもないと思うんですがね、当方は。 -
年齢を重ねれば重ねるほど、自分というものがわかってくるというものではない。むしろ、そんなものどうでもよくなる。
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解決しないミステリ
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3部作、City of Glassがわけわかめで面白かった。Ghostsはどうだろ?The Locked Roomは小説らしい小説。
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アメリカの文壇を代表する作家の一人Paul Austerの「ニューヨーク三部作」です。その名のとおりニューヨークを舞台とした3つの話、"City of Glass","Ghosts","The Locked Room"が収められています。どの話もかなり謎めいていて、登場人物、物語、テーマの全てがあやふやです。かといって支離滅裂というわけではなくどの話も一応ひとつの話として完結はしています。そういうわけでこれは読む人の感性によって色々な見え方をする作品なのではないかと思います。また、自分なりの解釈を見つけた後は巷に出回っているこの本についての多くの評論を見てみるのもいいかと思います。これはレポートの課題で出されたので仕方なくやったのですが、自分はそうすることで「文学を評論する」というのがどのようなことなのかいい勉強になりました。本の読み方が少し変わるかもしれない一冊です。
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オースター入門に。三部作全部入ってお買い得。
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