Never Let Me Go

著者 : Kazuo Ishiguro
  • Faber & Faber (2010年9月16日発売)
3.89
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780571272136

Never Let Me Goの感想・レビュー・書評

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  •  『わたしを離さないで』というタイトルで邦訳、映画化、ドラマ化、舞台化もされたカズオ・イシグロの代表作。ネタバレになってしまうだろうからいきなり書いてはいけないのかもしれないが、これくらいの設定は誰でも当然知っているだろうから書いてしまうが、臓器移植のために誰かのクローンとして生まれてきた、寄宿舎に住む子どもたちと、寄宿舎を出てからの話。
     「臓器移植のため」という設定が、なかなか明かされない。けどおれはすでに知ってしまっているので、いつ臓器移植の話が出てくるんだと、最初の方は、半ばイライラしながら読んでしまった。たぶん何も知らないで読んだらそれなりに静かな衝撃があるんだろうけど、寄宿舎の先生が生徒たちに打ち明けたシーンで、やっとか、という感じに思ってしまった。そしてそのシーンも極めて静かで、みんなもうそんなこと言われなくてももう何となく分かってたしー、といった感じで、なんか劇的な感じがない。たぶんこういう感じがカズオ・イシグロという人の作品の特徴なのかもしれない。Nocturneみたいな短編はあっさり読み切れたけど、静かな感じでずーっと続くのがおれは苦手で、思ったよりも読むのに時間がかかってしまった。
    I was most definitely in her good books.(p.109)で「私は彼女の受けが良かったことはほとんど確実」のin one's good(bad) booksという表現を覚えた。あとpossible(クローンのオリジナルであるかもしれない人)とかcompleted(臓器移植をやって命を失うこと)とか、独特の感じがあった。(18/01/27)

  • じわじわと1年半くらいかけてやっと読了。ノーベル賞に感化されたせいもあり最後は一気に読めた。映画も良さそう。

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