Normal People: One million copies sold

著者 :
  • Faber & Faber
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本棚登録 : 29
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・洋書 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780571334650

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の男女が高校から社会人になるまでくっついて離れてまたくっついて離れて、、を繰り返しながら自分を探していく小説。
    典型的な恋愛小説ではなくお互いに話していないことがあったり、読者がモヤモヤするようなリアルさが描かれていて面白かった。
    何よりも話している部分に敢えて” “ を使っていないことで文書の縫い目がなく流れるように読めることがとても新鮮で印象に残った。
    内容としては人は変わるようで変わらないことをメッセージにしているのではないかなと感じた。
    社会的階級や虐待などについても描かれていて良い本だった。

  • 題名の通り、普通の人々の普通の日常を描いている。読みやすい英語。

  • 文武両道で誰からも好かれるコネルと、変わり者あつかいされて友達のいないマリアンヌ。コネルの母親がマリアンヌの家で掃除婦をしていることから二人は関係を深める。だが友人に関係を知られたくないコネルは、心ない行動をとり、マリアンヌは黙って高校を去ってしまう。そしてその後二人は大学で再会するが……。

    4年におよぶ、友情とも恋愛とも名状しがたい関係が、シンプルな会話と抑揚をおさえた筆致で描かれる。“○週間後”“○ヶ月後”という具合に時間を飛ばし、ドラマチックな場面をあえて書かないこともしばしばだが、そんな素っ気ないスタイルとは裏腹に、二人の切実な感情や痛みが手で触れられそうなほど生々しく伝わってくる。

    BBCでドラマ化されて評判になっているそうで、言葉にされない様々なニュアンスをどう演じるのか見てみたくなった。たとえば夏休みにイタリアで久しぶりに再会した場面など→
    “Looking in his eyes she says: Well, hello. He senses a certain receptivity in her expression, like she's gathering information about his feelings, something they have learned to do to each other over a long time, like speaking a private language. ”(p.161)

    終盤、マリアンヌは自分たちの関係をこう振り返る
    “All these years they've been like two plants sharing the same plot of soil, growing around one another, contorting to make room, taking certain unlikely positions.”(p.265)

    (2018)

  • なんか、、、大学生にありがちなメンヘラ!とそれを支える男の子の話。共依存ではなく。
    イギリスですごい評価されてるのはなぜ?細かい心理描写とか会話のリアリティがいいのかな。

    愛されて育った人は、他人に愛と安心を与えることができて、それがさらに他の人にも伝播するよっていう点はよかった。

    だがしかし本書のあらゆるエピソードが大学生あるあるだし、思い出すと歯がゆいような、そういう時代はあるよね〜というような、、、読んでてスッキリ!前向き!というよりは蹴りたい背中って感じ。(蹴りたい背中の印象もうろ覚えですみませんだけど)

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