Beautiful World, Where Are You: from the internationally bestselling author of Normal People
- Faber & Faber (2021年9月7日発売)
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感想 : 2件
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Amazon.co.jp ・洋書 (352ページ) / ISBN・EAN: 9780571365425
感想・レビュー・書評
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あまりよくない評を読んだのでどうかなと思っていたんだけど、わたしはけっこうおもしろく読んだ。前作「Conversations with Friends」(翻訳出て評判いいみたい)と似ている感じかも。
30歳くらいの男女4人の恋愛や友情の話。とくに大きなできごともなく、親友の女性ふたりが消費文化や地球温暖化についてやりとりする手紙とか、好きだの嫌いだの好きだけど友達でいたいだのとかの恋愛話とか、友達のつもりだけど実際のところ大事に思っているかどうかとかの友情話とか、家族とうまくいってないとか、自分には価値があるのかとか、そんなようなわりにうだうだした話が続いていって、正直、最初は退屈かも?って思ったんだけど、なにかクセになるというか、最後のほうのまるで会話劇みたいな、みんなが本音をぶちまけだしたようなやりとりはちょっと夢中になって読んだ。
みんな憂鬱で暗くて、これまで生きてきてなにもいいことも価値あることもなかったし、これからもそうかも、って思ってる感じが共感できてけっこう好きだった。(いやでもあなたたちはまだ30歳だから!とは読みながら思い続けていたけど)
ラストで希望と幸福感に満たされるのがちょっと唐突な感じもしつつ、ハッピーエンド好きとしてはよかったなと。
女性のひとりが作家なんだけど、本を読むことがすばらしいこととされるのはまわりに本を読む人ばかりだからであって、本を読まない人を瞬時に切り捨てるようなことは普通じゃない、みたいな話があって、確かにそうだなと思った。(どうでもいいけど)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
淡々と4人の日々を描いている本。
大学のルームメイトで親友となったAliceという郊外へ引っ越したばっかりの名の知れている作者とEileen というダブリン在住で特に好きでもない仕事をしている人の2人がメイン。AliceはFelix とアプリで知り合い、唐突に一緒に出版イベントでフランスへ行っていた。そしてEileen は幼馴染で年上のSimon と曖昧な関係になっていく。
それぞれの関係性の見つめ直し、不満に思っていたことをぶつけ合って最後はとてもハッピーで終わる。
章と章の間にAliceとEileen の手紙?メール?で近況報告がされていくので状況はかなり見える。そして特に何が起こるわけでもないが、それが作者の強みだなと感じた。時には難しい温暖化の話などで定期的に付いていけなくなる時間が度々発生。
お互いにコミュニケーションが取れていないという結論で話し合えば良かったのに…と思いつつこういうのごリアルだよな、と。
最後はコロナ禍で起きている話になってその時代に出版されたんだなと思うと懐かしい?気持ちになったのが良かった。
Sally Rooney 特有の会話に””が入らない書き方に一瞬慣れる必要があるが、心地よさとこの後どうなるんだろうと思わせる書き方がすごいなと思った。
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