little blue and little yellow

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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 9780590479424

感想・レビュー・書評

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  • 1959刊。レオ・レオーニのデビュー作。
    電車の中、孫たちのために即興で作った物語。
    めちゃくちゃいい本。

    Little blueとお向かいに住むLittle yellow、2人(2色?)の親友のお話。

    ある日、mama blueから、買い物に行くからお留守番するように言われたlittle blueは、しかし外へlittle yellowを探しにいく。

    でもlittle yellowは家にいなかった。little blueは探し回り、ようやくlittle yellowを見つけたとき、嬉しさのあまりハグする。

    と、2色は入り混じり、緑色になってしまう。緑のまま、夢中で遊ぶ。

    ところが、2色がそれぞれ家に帰ってみると、ママもパパも
    わが子として認識してくれない。色が違うからだ。

    2色は自分たちがすべて涙になってしまうまで泣く。
    するともとの色に戻る。
    改めて、それぞれの色は相手の色の家族に会いにいく。そしてハグを交わすと、当然、おたがい緑色になる。

    こうして事情を知った大人たちは、こんどは自分たちが交流を始める。

    ちなみに和訳では、あお「くん」ときいろ「ちゃん」となっている。最近レオ・レオーニに関する本を読んだら、作者自身は両者に性別をもうけていないという。
    たしかに、2色を性別として訳しわけたのは、理解はしやすいかもしれないけれどちょっと残念だ(最後ちょっと違和感があるもののたしかにそうも読める。しかしその線でいくなら本書はLGBTQの物語として読まれなければならない)。

    本作は明らかに人種の垣根のメタファーだしそう読んだほうが広がりがあって愉しいから私はそう読む。

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