REST in Practice: Hypermedia and Systems Architecture

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  • Amazon.co.jp ・洋書 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780596805821

感想・レビュー・書評

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  • とりあえずSafariで拾い読みした。

    EnterpriseでRESTを使用するためのプラクティス。

    SOAPとWS-*は相互運用の世界では今でも信頼たる現実解だが、WEB Serviceのプラットフォームとしては、その仕様は重すぎ、複雑すぎ、スケールアウトもしにくく、Web Service構築のための現実解ではなくなってきている。SOAPがもたらすはずだった企業でのサービスバス、サービス統合にはより柔軟で、スケールアウトが可能で、よりアジリティな構造、プロトコル、ソフトウェアアーキテクチャが求められていて、そこでの現在での解答がRESTアーキテクチャとそれに基づいたWeb Service構築ということなんだろうと考えている。

    また、Windows 8, Chrome OSでのHTML5とJavascript(jQuery)によるHTMLアプリケーション(Dynamic HTMLの再来なんだけど)や、AndroidやiPhoneアプリケーションのバックエンドサービス、特に複数のプラットフォームに対応したバックエンドサービスの構築においては、RESTに基づくWeb Serviceが必須になるだろうし、もう少し話を進めて、クライアントサイドやサービス側でのサービスマッシュアップを前提とした世界だと、それのためのリソースとしてのサービスではRESTベースでのWeb Service公開が必須になっていくだろう。

    本書ではWeb Serviceの歴史を前半で振り返り、中盤以降はRESTの思想とそれに基づいた実際のサービスの構築、スケールアウト、セキュリティ、Atom, AtomPub、シンタックスなのかセマンティクスなのかという問題、そしてそれらのまとめで構成されている。実装例を示すコードは主にJavaとC#で記述されている。(技術としての解説であって、実装指南書ではないけど)

    基本的にAtopm Publishing Protocolの技術的な背景を踏まえた解説書ではあるのだけど、今のRESTとして呼ばれている何かを俯瞰して学習するためには今ベストな本なんじゃないかと思う。

    翻訳を大きく期待したい。

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