The Perks of Being a Wallflower

著者 : Stephen Chbosky
  • MTV Books (1999年2月1日発売)
3.76
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  • 本棚登録 :38
  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780671027346

The Perks of Being a Wallflowerの感想・レビュー・書評

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  • いわゆる"Coming-of-age tale"と言われる成長物語で、Catcher in the Ryeの現代版とも言われているらしい。
    主人公のCharlieは、読書好きな地味で控えめで、でも心優しい男の子。高校生になったものの、友人の自殺が理由で鬱々とした日が続き、学校では親しい友達もできず、「親切なあの人」に手紙を書く毎日を送る。物語は、この、Charlieが「誰か」に宛てて書く手紙の形で進み、自分の居場所をどこにも見つけられなかったCharlieだが、少しずつ友達を増やし、いろんな出来事を経験し、懸命に成長していく様子が、チャーリーの言葉で素直に描かれている。Charlieの純粋さと優しさにキュンとしながらも、がんばれ、チャーリー!と、読者はチャーリーを応援するのだけれど、やっぱり人生って、難しい。あっと驚く展開がラストにあったりして、軽いようでいて実はいろいろと重い作品。
    映画化もされて(エマ・ワトソンがSamっていうのはぴったりかも!)日本でも公開されるので、DVDになったら借りて観てみようかな。
    英語は素直なチャーリーの素朴な言葉なので、全然難しくないし、登場人物も少なく、シンプルな構成で、空いた時間にちょっと読書するのに適した作品。

  • 中学生の時に読んでいれば良かったと思ってしまった。それくらい現代のティーンにも共感できる作品。思春期に体験する葛藤・悩み・喜びを全て綺麗におさめている。まさにティーンの青春バイブルのような存在。「こんな事自分にもあったな」と思いながら読んでいくのも凄く楽しい。

  • 高校生という年齢の割にはピュアすぎる心の持ち主Charlie...もしかして自閉症っていう設定なのかな?と思ったほど。他の人もレビューで書いてたけど、正しく"The Curious Incident of the Dog in the Night-Time"の主人公Christopherとイメージが重なることが多かったです。人があまり着目しないところによく気づくとことか、観察力が優れてるというか感受性が強いというか。そんなCharlieのline of thoughtを追っていくのは興味深かった。そして最後のほうで明らかになる、aunt HelenがCharlieにしてしまっていたことというのは、くっきりハッキリ書かれているわけではないけど、つまりそういうこと…ですよね??だからCharlieの担当医も、彼の幼少時代のことを毎回質問したがったと。ということは彼がちょっと変わったキャラクターのように見えてしまうのも、過去にそういうことがあった影響で…っていう設定なのかしら。

    とにかく、ピュアで観察力の優れたCharlieの視点から描かれる人々の描写や、彼の思考回路なんかが手紙形式で綴られていて、面白かったです。映画版も観てみたいなー。Samがエマ・ワトソンなのかな?ちょっとイメージ違うけど、気になる!

  • ああ最高だった!文章が優しくって、一々涙が出そうになった。すごく不思議な小説で、とにかく幸せな気分になれる。

  • 15歳のCharlie。
    内向的な彼は、高校生活を控えて
    “ある友達”に手紙を書き始めます。
    友達の自殺、家族、高校生活への不安、
    そこで出会ったPatrickとSam、初めての恋…
    日記のように自分の気持ちを綴っていく彼は、
    PatrickとSamの二人によって、他人と関わること、
    本当の自分を表現していくことを学んでいきます。

    この本を買ったのは、確か10年ほど前…。
    アメリカの高校生の必読書(?)みたいなリストを見つけて、
    そこに載っていた本を何冊か買った中の一冊でした。
    買ったはいいものの、ずっと積まれたままになっていたんですが、
    映画化されると聞いて、興味が…(爆
    我慢できずに、他の本を後回しにして読み始めてしまいました。

    Charlieの手紙を読んでいて、
    「The Curious Incident of the Dog in the Night-Time」の
    Christopherを思い出しました
    …っていうのはどうやら私だけじゃないようなんですけど(苦笑
    自分の周りで他人が何をしていても、
    ただそれを自分の中で分析するだけで、
    怒りや悲しみなど、感情を一切を出すことのない彼の姿が、
    時には物凄く痛々しくて、ちょっと読むのが辛くなってしまう部分もありました。
    高校生の時…
    私ってこんなに繊細だったかしら?なんて思ったり(苦笑

    以前からbanned bookに選ばれることが多いこの本。
    読んでみて、理由が分かりました;
    性描写に喫煙、飲酒、ドラッグ…。
    時々、Charlieが目にしてしまった性描写を彼がとにかく細かく語ってくれるので、
    電車で読んでいる私は、なんかuncomfortableな気分になっちゃって(爆
    んー、ちょっと私には刺激が強かったというか、too muchだったというか…。
    それも、それについてCharlieは説明したり分析したりするだけで、
    勧められればただ応じちゃうし、特にそれに対して何も思わない感じなんですよね;
    まぁ、それがこの本の主題というか…
    他人と関わるってことは、ただ受け止めるだけじゃなくて、
    相手に自分の本当の気持ちを示していかなきゃいけないんだってことを表すための
    極端な表現なのかもしれないけど…。

    ただ、私が良かったと思ったのは、
    Charlieが家族に対して強い愛情を持っていること。
    家族のシーンは、色々大変なこともあるけど、
    彼がどれだけ両親や兄姉のことを大事に思っているのかが
    とても良く表現されていて、読んでいて涙ぐんじゃいました。
    そういう面で、どうも嫌いになれない作品でした

    また再読したら違った感想を持つかもしれないし、
    映画を見たら、感じ方が違うかもしれないので、
    私にとっては、どうも一度読んだだけでは評価のできない本でした。
    映画版では、CharlieをLogan Lerman(パーシー・ジャクソンのパーシー)が
    演じているので、彼が繊細なCharlieをどう表現してくれるのか楽しみです♪

  • 初めて一冊読みきった洋書です。

  • 当時の音楽とか文化が盛り込まれているのが興味深い。
    ロッキー・ホラー・ショーとやらを観てみたい。
    主人公のだめさが痛々しい
    けどあぁそんなことがあったのか。。。

  • Dear friend, I am writing to you because she said you listen and understand and didn't try to sleep with that person at that party even though you could have.
    感文:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-548.html

  • すべてのティーンエイジャーが経験し得ること。
    痛みとか優しさとか沢山のことが詰まってる。

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