Where Angels Fear to Tread (Vintage Classics)

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  • Amazon.co.jp ・洋書 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780679736349

感想・レビュー・書評

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  • ネットで調べたところ、天使も踏むを恐れるところ、愚者は勇んで踏み入れる、という意味らしい。

    イギリス人旅行客がイタリア人と恋に落ちて、最初はいがみあってたけど、みたいなハリウッド的な話だと勝手に思ってました。違いました。

    イギリス中流階級の人達が、普段は良識のある大人ぶってるけど土壇場で間違った判断してたら意味ないんじゃないの、って話だと勝手に解釈。土壇場で感情に任せて判断する。よく考えたらわかることなのに。それが天使も足を踏み入れないところなのかな、と。結婚はまさにそれ。でも良識のある結婚なんてあるのか。勢いにまかせるから結婚なんてできるんじゃないのかな。リリアだけが馬鹿だなんて思わない。

    ミスアボットが最後の方に言う、it is temptingってセリフがその場所へ踏み入れるかどうかの判断を迫られた人間の気持ち、この本が言いたかったことかと。天使って聖書読む限り恐ろしい存在に思える。出会った人間、みんなびっくりしたり怖がったりしてるから。ローマ神話のキューピッドみたいな可愛らしい容姿ではないんじゃないかと。その天使でさえも恐れる場所、ってよっぽど怖いところだよ、って話でもあるのかもしれない。

    読みやすくてユーモアがあってたまに本質をついてくる文章で楽しく読めました。イタリアでは男に生まれれば幸せだったろう、ってのが好き。赤ん坊の世話なんて若い男のすることじゃないだろう、とか言ってしまうジーノ最低。だからどの紹介文にも”イギリス中流階級の人達と自由闊達なイタリアの男たち”って書いてあるのね。自由なのは男のみ。だからフェミニズムに訴えるわけではないけど。

    ミスアボットがずーっと嫌いだったけど最後好きになりました。なんやかや喜劇、なんでしょうね。

    3/13/19

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