From the Mixed-Up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler
- Atheneum Books for Young Readers (1998年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9780689711817
感想・レビュー・書評
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(2005年1月のブログより転記)
久々のペーパーバックなり。
映画化で話題の「君に読む物語」の原作「The Notebook」のストーリーをどうも思い出せなくて、読み返そうとも思ったのだけど、そこまで好きだった印象もないので、NY気分を高めるべく「クローディアの秘密」を読んでいます。
E.L.カニグズバーグの有名な作品で、12歳のクローディア嬢が弟ジェイミーと一緒に家を抜け出して、メトロポリタン美術館に住み着き、ミケランジェロ作と思われる像 "Angel" の謎を解いていくお話ですね。
子供向けのお話なんですけど、いや~今読んでも(今だからこそ?)すごくおもしろいです。
今回の滞在ではメトロポリタンにはいかないと思うけど、なんかいいもんですね。クローディアも好奇心を胸にNYに訪れたわけで、何かが起こりそうなわくわく感をわたしにも抱かせてくれます。
このお話の時代からはずいぶん経ち、メトロポリタンも有料だし物価も何も全然違うのですけど、それもまたなんかよいのです。 -
YL: 6.2
30,660語
総語数:6,969,080語
総冊数:505冊 (2015.8.21/11歳1ヵ月) -
なんとも可愛らしいお話し。メトロポリタンミュージアムに行こう。
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[図書館]
読了:2013/11/22
30660
いつバレるのだろうとひやひやしながら読んだ。
Mrs. Frankweiler が登場してからが真骨頂ですな。
Newbery のrが足りない(?)こと、みんなツッコミたくなるんだなぁと、最後のおまけを読んで思った。 -
性質の大きく異なるが揃って理知的な主人公クローディアとジェイミーの会話や行動が面白くて、時に声を出して笑ってしまった。とりわけ、"Make it complicated. I like complications."とのたまうジェイミーの個性が好きだった。
知識を身につけ、論理力を磨いていっても、その真価を発揮させ自分にプラスに働くようにするまでには確かに道のりがあるだろう。とかく学校や日常の課題では大した興奮は得られず冷めたり、過信しておごったり、と特有の落とし穴があろうかと思うが、二人の冒険とMrs. Basil E. Frankweilerとの出会いは、大きなヒントと糧になるだろう。"everything about everything" 学べると思っているクラウディアが、新しい一歩を踏み出すまでを描いたこの一冊は興味深かった。
英語は、この本の独特の語り口とあいまって私にはやや難しく感じた。 -
YL6.2 / 30,660w