The Tombs of Atuan: The Earthsea Cycle (Earthsea#2)
- S&S/Saga Press (2001年9月1日発売)
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感想 : 2件
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Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ) / ISBN・EAN: 9780689845369
感想・レビュー・書評
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「ゲド戦記」の2巻目「壊れた腕輪」の原書です。
かれこれ9年くらい前、岩波少年文庫の清水真砂子さん訳の「ゲド戦記」シリーズの何を思ってか2巻目から読んで、その世界にうっとりして、「是非原書を読みたい!」と取り寄せたものの1ページ目で挫折して、その後長らく我が家の本棚の片隅を飾っておりました。
でも、私は最近トルーマン・カポーティの洋書を読みたくて読んだことで、学んだのです。洋書を読むコツを。それはズバリ、
「訳そうとしないこと」です。
そりゃそうじゃん!「翻訳する」のは翻訳家の仕事。翻訳家だってきっと一文翻訳するのにかなり時間をかけて吟味しているはず。なのに素人が英語を読んで日本語の文章に出来ると思うほうが烏滸がましい^ ^小学校低学年の頃を思い出してほしい。難しい漢字が多めの大人の本が何となく読めた時のあの達成感!あれと同じ。知っているボキャブラリが足りない文章でも何となく読んで、そのまま他の何の言語にも訳せないけれどそのままの言語で雰囲気をつかむ。これが本当の読書の醍醐味なのだ。というわけで、なんか洋書はないかと探したところ、これがでてきました。
9年も前に日本語で読んだので、あらすじを覚えているかと言われると全く覚えていませんでしたが、英語で読んで、何となく「ああ、そうだった。こんな感じだった」と思い出すことは出来ました。
単語レベルはかなり高く、正直、二行に1個くらいは知らない単語がありましたが、いちいち調べていると一生読了出来ない感じだったので、知らない単語は読み飛ばしましたが、後のほうを読んでいくと前に書かれていたことが何となく分かってくる…という感じで、終盤まで読み進めると、はい。出会えましたよ。私が日本語で読んで大好きだったロマンチックな場面に。
五歳のときから、アチュアンの神である王の墓の巫女として連れてこられ、そこの一番偉い巫女として君臨していた(させられてきた)テラーは王の墓の下の自分だけが入れる地下の真っ暗な迷宮を冒険していたのだが、ある日そこに強盗がいるのを見つける。王の財宝を盗もうとする強盗は、地下牢に繋がれ、なぶり殺しにされなければならないのだが、テラーはその男(ゲド)が魔術を持っていることを知り、それに何故か心惹かれて、地下の迷宮の中でも奥の奥の奥の王の財宝のある部屋、テラーしか鍵を持っていない部屋にゲドを匿う。そこで、ゲドはテラーに自分がどういう者か証し、テラーは物心着いた時にはここにいたけれど、本当はこんな恐ろしいところにいたくないということをあかす。ゲドは自分についてここから逃げようと言う。けれどテラーは決めかねている。その時のゲドのセリフがこう。
You must make a choice.
Either you must leave me, lock the door, go up to your Masters: then go the Priestess Kossil and make your peace with her- and that is the end of the story-- or, you must unlock the door, and go out of it, with me. Leave the Tombs, leave Atuan, and come with me oversea. And that is the beginning of the story.
きゃー、言われてみたい!
この物語は王の墓の「地下の迷宮」アドベンチャー&ラブストーリーというだけでも魅力的なのだが、少女から大人への成長の物語でもある。
ゲドの魔力でアチュアンは破壊され、ゲドの船で一緒に海へ漕ぎ出すテラーだが、「自由」の身となったその心境は複雑だ。
She wept in pain,because she was free.
What she had began to learn was the weight of liberty. Freedom is heavy load, a great and strange burden for the spirit to undertake. It is not easy. It is not a gift given, but a choice made, and choice may be hard one. The road goes upward toward the light: but the laden traveler may never reach the end of it.
早く大人になって「自由になりたい」と誰しも思うことですが、守られた中での「freedom」と違い、本当に自分の足で立った時の「liberty」は責任があり、逆に逃げたくなるような重いことですよね。
答え合わせをしたい訳ではないけれど、私にはピッタリの日本語が見つからなかった
"She is eaten"
"the Nameless One"
など、清水真砂子さんがどう訳されていたのか気になるので、もう一度、岩波少年文庫で読んでみよう。
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まこみはんが開眼した洋書読むコツってそもそも日本語で書かれた本にも当てはまらない?って思いました
知らん単語、読めない漢字、思...
まこみはんが開眼した洋書読むコツってそもそも日本語で書かれた本にも当てはまらない?って思いました
知らん単語、読めない漢字、思い出せない人名全部気にしないでどんどこ行く
どんどこ行くとけっこう自然と解決しません?
あれ?わいだけ?
ちょっとねw
そえそう!「自由の女神」がfreeだと、なんかグラグラして崩れそう^ ^
なるほどねえ。日本語でも外国語でも難しいと思って...
そえそう!「自由の女神」がfreeだと、なんかグラグラして崩れそう^ ^
なるほどねえ。日本語でも外国語でも難しいと思って構えるから読書できんのよね。特に外国語にはアレルギー反応起こすから、本来知ってるはずの単語まで聞けなかったり、読めなかったり。というわけで、洋書一冊読了すると何故か関係ない洋楽の歌詞とかまで、なんか聞き取りやすくなったりするからすごいです。