Kira-Kira (Newbery Medal Book)
- Atheneum Books for Young Readers (2004年2月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9780689856396
感想・レビュー・書評
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読んだのは、代田亜香子訳の日本語版。
妹ケイティの目を通してみた日系アメリカ人家族の日常を描いた作品。
差別や偏見、貧困や病気と、闘う、というより、共存しながら、淡々と、それでもしっかりと、芯を持って、大切な人のために黙々と暮らすケイティ一家が愛おしい。
小学生のケイティの目には、不満も愚痴も言わずに現状を我慢してるかのような両親は、不憫に見えたかもしれないが、最後には、ここにある幸せ、を実感でき、とても前向きな終わり方で、温かい気持ちになりました。
金原瑞人さんら監修の『BOOKMARK Vol.1』のリストから選んで読みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まぁ普通でした。
子供向けの本だからかな?
私がもうちょっと小さければ、もっと違う感じ方をしたのかもしれないけど。 -
2005年度ニューベリー賞を受賞した児童文学。日系人の家族のお話で、この家の三人姉妹弟のうち、妹の視点で日々の暮らしが語られます。
一言で言ってしまえば、子供の視点が捕らえた、ひと昔前のアメリカの日系人社会の一構図、かな。
けれど、子供ならではの瑞々しい視点や感覚を捕らえていて、秀作!だと思います。
英文も、とても読みやすいので、多読におススメです。
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