- Amazon.co.jp ・洋書 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9780689860881
感想・レビュー・書評
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最初は親目線で、次に子ども目線になって読んでみたけど、なるほど、互いに楽しめそうな絵本。
あなたは私をほんとにくたびれさせてくれるけど、とにかく愛しているよ、というお母さんブタの一言が本書のメッセージを要約しているように思う。
それに対して子ブタのOlivia(女の子)が真似をして、わたしもとにかく愛してるよ、と言い返すのがかわいらしい。
いろいろうるさく言ってくるけど、ということだろう(笑)
親目線からは、そうそう子どもってこんなふうだよな、と共感できる。むやみに飼い猫をだっこして動かしたりして。いろいろわけのわかんないいたずらして、何考えてるのかわからないけど何か考えてるんだろうな、とOliviaの絵を見るとほほえましくなる。
かたや子ども目線からは、Oliviaを真似してみたくなるんだろうな。無駄に服を着替えたり、巨大な砂のタワーを作ってみたくなったり、ドガの絵を見たらバレリーナになったつもりになり、ジャクソン・ポロックの絵を見たら自分でも描けそうな気になり、美術館から帰ったあとで自宅の壁に(親にとっては)落書きをしてみたり。などなど。
そうそう、本書を読んでいていちばん何が気持ちがいいって、Oliviaが自分が大好きなんだろうなというのがよく伝わってくるからだ。
「この子はOlivia。彼女はたくさんのことが得意」
と書かれていて、"すごく騒々しい40の歌"と書かれた歌詞カードか楽譜を手にOliviaが歌を歌ってる絵が載ってる1ページめでもう、まんまと心をつかまれた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自由奔放な子ブタの女の子Olivia。まわりのみんなも振り回されますが、それでもにくめません。途中、実際の芸術作品も出てくるので、自分とOliviaの考えを重ねてみる楽しさもあります。
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なんてキュートなこぶたちゃんなの!
感性が鋭くて才能豊か。そして意志が強いかわいいきかん坊なオリビアちゃんの絵本。 -
(講座蔵書6冊、総語数約300~500語)舞台芸術家でもある作者のセンスが光るスタイリッシュな絵本。ときどき、無性に読みたくなり、再読を重ねている。非常にエネルギッシュで何でもこなしてしまうコブタのオリヴィアが、踊ったり、とんでもないものをこさえたり、コスプレを楽しんだりと毎回、八面六臂の大活躍。彼女から目が離せない。ドガの踊り子やポラックの絵、エレノア・ルーズベルトの写真、マリリン・モンローの笑顔、有名舞踏家の写真など、わかる人にはわかる、ちょっとした薀蓄のある仕掛けが楽しい。クリスマスバージョンが一番楽しめるかな。
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主人公Oliviaのやんちゃで純粋なキャラクターが母性をくすぐる1冊。子どもならではの発想といたずらっ子でもやっぱり最後はI love youで終わる毎日を描いた本。
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どこかのバザーで入手したOLIVIAシリーズ一冊めの原書です。
以前にも子どもに読み聞かせしたのですが、今回「オリビア クリスマスのおてつだい」を読んだ時、子どもが後ろ表紙のシリーズ本紹介で、「これ(OLIVIA)とこれ(オリビアサーカスをすくう)、読んだことあるでしょ」と言ったことが当たっていることにびっくりして、ついでに、と読み返しました。
色々な事ができるよ、とやてみせたり、色々な衣装を着たり、海で立派な砂のお城を作ったり…以前はイマイチの受けだったのですが、今回はかなりお話とキャラクターが分かってきているせいもあって、3歳の息子も楽しめたようです。
また、今回はちゃんと裏表紙の著者紹介を読んで、著者がバレエ団やオペラハウスなどの衣装の担当もしていることを知って、これまでのOLIVIAのバレーっぷり?に「なるほど」、と思ってしまいました。今回もミュージアムでの観賞ではバレエの絵がお気に入りだったもんね! -
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YL:0.5
語数:320 -
S太朗4歳9カ月であった本。とてもかわいい。ママもお気に入りの本です。ママ2冊目の5つ星♪
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オリビアはなんでも上手なのよ~。
でも、ちょっとやりすぎちゃうのよね。
エネルギーいっぱいだから!