The Three Robbers

著者 : TomiUngerer

• Phaidon Press (2009年4月18日発売)

感想・レビュー・書評

[かとのひもさんの感想 · 2020年10月25日]

3人のどろぼうは、旅人を襲い、金品を巻き上げ崖の上の隠れ家に貯め込んでいました。

ある日、襲った馬車には小さな旅人だけが乗っていました。女の子です。

マントにくるんで大切に運びます。

怖い怖い目をしていた泥棒たちが、優しい丸い背中を見せるようになる。
濃い夜の青に浮かぶ黒い泥棒たちのシルエットがきれい。

[Lttle Book Room 103さんの感想 · 2023年1月12日]

YL 2.4 350語

[acha758さんの感想 · 2017年12月5日]

子どもが生まれすぎる時代もあるのかな…やさしい山賊たち。現代ならカルトっぽいけれど。400wd

[おさる家さんの感想 · 2011年12月10日]

悪行三昧働いていた盗賊３人組が、何を思ったのか１人の少女を養育。
少女はとんでもないものを盗んでいきました、盗賊の心（略）

盗んだ宝を資金に孤児院を始める・・・って、いいんですかこんなイイ話しなのかどうなのか微妙な終わり方で？
孤児の中には盗賊に親をやられた子も、ひょっとしているんじゃないんですか？

自分の親を殺した人が自分を庇護してくれ・・・盗賊への憎悪と敬愛に葛藤する子。とか。孤児院の資金源が略奪した物だったと知った子供。その時子供は！？とか。

うっ、個人的にゾクゾクしますこういうサイドストーリーを勝手に妄想するの。フフフフフ・・・

絵はシンプルながらもダークで不気味で素敵。

[うさぎさんの感想 · 2009年4月30日]

（4歳4ヶ月）