Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK)

  • Bloomsbury Publishing PLC (2008年7月10日発売)
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Amazon.co.jp ・洋書 (608ページ) / ISBN・EAN: 9780747595830

感想・レビュー・書評

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  • ハリー・ポッター・シリーズの最終巻
    「ハリーポッターと死の秘宝」
    とっくに日本語版が出ていて、映画もPart1が上映されたようですが、ようやく読みました。

    お正月に読んだのですが、これがメチャクチャ面白かった。
    メチャクチャ面白くて止まらなくなって、連日連夜、夜中まで読み続けました。こんなに熱中したのは久しぶりです。

    世界的な人気を誇った大長編小説の最終巻とあって、オールスターキャスト、大団円で終わるわけですが、あちらこちらに散りばめられた読者サービスが心憎いばかり。エピローグは、まるで「戦争と平和」みたいだなと思っていたら、そこにもさりげなくプレゼントが置かれていて…うん、ジーンと来ますね。

    このシリーズ、楽しく面白かったけれども、最終巻のスネイプの圧倒的な存在感によって、作品に深みが増しました。

    物語そのものは、いくらシリアスになろうとも、暗鬱になろうとも、基本は子供向けのファンタジーですから、しごく健全です。ハリーとその仲間たちは、勧善懲悪の世界のヒーローですから、われわれはついていくだけです。そうすればハラハラドキドキの大冒険と楽しいエンディングが待っています。それがお約束ですし、この作品はその約束をこれ以上ないレベルで果たしてくれます。

    ただ、そうした役回りのせいで、ヒーローたちの人物像は、平板に思えてきます。というのも、唯一スネイプだけが、タガがはずれた理不尽さに見舞われているからです。巨大な理不尽さを悲劇といいます。かれだけが悲劇性をまとっており、その現実性に較べれば、ハリーもダンブルドアもなんだか影が薄い。

    ……………

    最後の最後でわれわれは、現在もホグワース校にスリザリンが存在することを知ります。これはかなり意外です。あれほど反ホグワース的な振る舞いに終始したスリザリンが、なぜいまだに存続できるのか。

    作者はあえて、それを残したのではないかと思います。
    なぜなら、現実の人間がホグワースに入るとしたら、どこに入るでしょうか。
    グリフィンドール? ハッフルパフ? レイブンクロー?

    簡単に悪に傾きがちな現実の人間を考えれば、スリザリンでしかありえないと思います。自分の中の闇をそうやって認識することが、童話の世界から現実世界で生きることのはじまりなのかもしれません。

    とすればスリザリンは、架空の世界と現実の人間をつなぐ場所として、あの物語の中でわれわれが存在できる場所として、作者が読者に残したのかもしれません。

    そして息子とともに駅にたたずむドラコ・マルフォイ。
    あれほどの暗闇を生き延び、無事大人になることができたかれの姿は、なぜか非常に印象的です。

    そして最後の最後のシーン。
    あそこでは、作者が現実の人間の可能性としてのスリザリンの英雄性と悲劇性を讃えることによって、われわれにエールを送っているではないでしょうか。
    それによってたしかに、この長大な物語は、見事な完結を迎えることができたのだと思いました。

  • 図書館で借りて読んだ本。旦那に「勉強しろ」と怒られつつ、迫り来る貸出期限に追われて読んだので、早く読むために分からない単語は飛ばし読み。まぁ、元々辞書引くの好きじゃないから、飛ばし読む癖がついているんだけど。おかげであまり英語の勉強にはならなかった…。映画を観るといい答え合わせになったけれど。でもとにかく、最後まで読めてよかった。個人的には2、3、4巻辺りが一番面白かった。学校卒業して時間が出来たら、1巻から読み返したいなぁ。

  • 何を書いてもネタばれになってしまいそうなので、内容にはふれません。

    第7巻は原書で2年くらい前に半分だけ読んでたんですが、展開がはやすぎて内容が理解できず、そのままになってました。映画公開されることもあって、慌てて日本語版で半分まで読んでから原書にあたりました。ハリーポッターは英語で本を読み始めるきっかけになった本なのでなんか感慨深かったです。シリーズが進むにつれて内容も語彙のレベルも上がっていくのがすごいです。本がこどもと一緒に成長していってるんですね。ハリーポッターと一緒に成長できた世代の英語圏のこどもが羨ましいです。日本語版には原書に見られるそういった進化が表れていないのが非常に残念です。というかそれ以前の問題ですねあの翻訳は。なので原書で読まれることを強くおすすめします。

  • 5000円払って洋書を買ったけど読めなかった。
    いつか必ずよみます。うん、必ず…

  • 197,651 wds

  • 日本語読む前に英語で読みきったよ♪
    辞書は必須だったけど、面白いから読むのがやめられない!
    読み終わったあとの達成感と、シリーズが終わってしまった悲しさと、内容に対する満たされたキモチは格別でした。

  • まず、映画版を見た→結構面白かった→続きが気になった→続きが知りたいのに、日本語翻訳版がまだ出てないし→原書で読んじゃえ

    のパターンで、結局最後まで読んでしまったという・・・
    後半の数巻は本のブ厚さにビビリますが、
    1巻〜2,3巻のあたりはまだ薄めなので、この辺りからチャレンジすると
    いいかもしれません。
    面白い!って思いはじめたら、本のブ厚さは気にならなくなってきます(笑)

    TOEICも上がったし、(780→860)
    家で白菜漬けるのにも大活躍です。

  • 購入済み。頑張ります。

  • これまでの伏線を一気に回収していくような展開に、終始圧倒されました。読んでいる途中で続きが気になって仕方なかったです。最終巻だけあって印象に残るシーンも多かったですが、なんと言っても33章が圧巻でしたね。これだけでも一巻目から続けて読んだかいがあったと思えました。 スネイブ先生には泣かされましたよ。

  • CHAPTER 18

  • 先月、日本語版第7巻が出てこのシリーズが完結し、日経新聞8月4日夕刊の18面(最終面・文化)に表題の記事が載った。ファンタジー評論家・小谷真理氏と明治学院大准教授・長谷川一氏が寄稿している。ハリー・ポッター・シリーズは私の好きな分野のファンタジー作品で、予約して、発行されるとすぐに入手して読んだ。最終の7巻は、ちょうど一年前、やはり夏の暑いさなかに英国版で読んだ。一番好きなシーンは、7巻のスネイプの死。”Look...at...me...”he whispered. The green eyes found the black, but after a second something in the depths of the dark pair seemed to vanish, leaving them fixed, blank and empty.ここを読んだだけでも著者の筆力が感じられるのではないだろうか。日本語ではどうなったのか、気になる。なにしろ、スネイプの一人称は「我輩」なのだから。

    小谷氏の「『ハリー・ポッター』の登場でファンタジー小説は原点回帰した。ファンタジー小説は現実との接点を持ちにくく、思想や哲学などを盛り込んだ難解なものも少なくない。……このジャンルが本来もっていた楽しさをよみがえらせた作品なのだ」には同感だ。ナルニア国物語やゲド戦記には思想や哲学を感じ、違和感を抱く部分もあった。だが、ハリー・ポッターは読み物としての面白さを遺憾なく発揮した。私が一番惹かれるのは人物の内面の描き方だ。児童向けという範疇を超えて、大人が味わえる作品だと思う。それはさきほどあげたスネイプの死の場面にも凝縮されている。

    長谷川氏は、「『ハリー・ポッター』は単なる小説作品ではなく、グローバルな消費財だ」と書いている。たしかに「同じ時期に話題になったアップル社の携帯電話『iPhone』とよく似ている。……『ハリー・ポッター』に熱狂する人は『読者』というよりはむしろ『消費者』というほうが近い」という面はあろう。だが、本の消費者であるためには読むことが欠かせないのではないのだろうか。このシリーズを買っただけで事足れりとした人はいるのだろうか。若い読者層を開拓した本シリーズの功績は大きいと思う。実際、私は甥と姪とこの物語について語り合えて、楽しかった。

    最後は小谷氏の文で終わりたい。「『ハリー・ポッター』はファンタジー小説の新しい古典として、これから先も読み継がれていくことだろう。」


    削除 修正

  • はいはいお疲れ様でした、ってな感じ。作者も読者も登場人物も。
    今回は最初から話が動き出したから、毎回のようにあのダーズリー家で100ページ以上グダグダイライラする必要がなかったのは嬉しかったですね。
    しかし、7年経ってもPotterの精神的成長が僅かこの程度とはいかなるものか……。もっと自分の感情コントロールできるようになりなよ。これは熱血じゃなくて単なるガキだよ。

    魔法の出てくる頻度がもう半端じゃない。……いや、多分今までと比べると頻度は変わらないのかもしれないけど、魔法の程度が高くなってる気がする。なんでも魔法でぱかぱか解決しちゃう感があって、それに加えて人の死んでく数の多さもあいまって、何かしらの空虚感があった。

    相変わらず事件の後の解説が長いのとか、一度話のスピードが落ちると持ち直すのにひじょーーに時間がかかるのとか、Potterのテーマ自体は面白いんだけど、どうも作者はスピードに欠けますね。
    子供向け純文学だったらいいかもしれないけど、大人も読む娯楽作品だったら、スピード勝負の作家はアメリカにわんさかいるんだから、もうちょい手腕を鍛えないとダメよ。

    とはいえ、夢中で読んでたんだからPotterファンということは認めます。けどこれがシリーズ総売り上げ部数でナルニアを超えたのはなぁ……時代の違い、ということで納得しておこうかな。なんか悔しいな。でも内容がナルニアと比肩するなんて言わせないからね。特に日本の子供たち、瀬田さんの和訳は神だ。Potterと比べるな。

  • いやあ、長かった。この巻と言うかシリーズ終了までと言うか。でも7巻って言っててきちんと7巻で終わったから天晴れです。

    お話的には今までのシリーズの最後、と言うことで昔のエピソードや小物、設定、登場人物総出演のオールスターキャストで大変にぎやかです。まあ最後の対決なのでお話は段々重くなりはしますがそれでもところどころ笑える場面あり、あ〜懐かしいと思うところあり、でした。ただ前の巻が出てから相当時間が経っているので正直忘れているところも多々ありましたが…
    後結構長いので自分はダレました。特にRitaなんチャラのインタビューとか彼女の本の引用とか。確かにRonじゃあなくてもあの旅はいらいらします…。お話が進みだすとあれよあれよと言う間に伏線のなぞが溶け出しぐいぐい引き込まれるのですが… 最後!!主人公の脳内世界!!あそこは結果が知りたくてじりじりしました。

    総評としてはNevilleがかっこよかった!彼はやるときにはやる人間だ!!かっこいい。自分は自分のお気に入りカップルがくっついたので嬉しかったです。良かった〜。色々な人が死んでしまうので泣かされました。が。一番哀しかったのは自分はハリーのふくろうでした… 悲しい…。
    哀しいといえばSnape… 正直ハリー父ちゃんよりSnapeの方が想いの深さで言ったら深かったのでは…?
    そして。Mrs.Weaseleyはとてもとても勇ましかったです。かっこいいお母さんだ!

  • 去年の夏、スペインから帰ってくる飛行機の中で一人読みながら泣きそうになりました。発売日前に本を予約するなんて生まれて初めてでしたが、大好きなスネイプ先生のために頑張って良かったです。最初はそんなに好きじゃなかったはずなのに、気がついたらハリー・ポッターシリーズは英語でもスペイン語でも持っていました。ええ、DVDも持っているくらいですから、結構好きなんだと思います(^^)

  • ハリー・ポッターシリーズの最終巻。
    最後の方は哲学的な場面があって、英語で読むのは結構しんどかったです。
    あぁ、ついにハリーポッターの世界が終わってしまったんだな、と少し淋しく思います。
    ●YL(平均):7.7 ●総語数:197,651

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