Sister: The phenomenal Sunday Times and New York Times bestseller
- Piatkus Books (2010年9月2日発売)
本棚登録 : 13人
感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 8601404268731
みんなの感想まとめ
愛する妹の突然の死を受けた姉が、周囲の反対を押し切り独自に調査を進める物語は、単なるミステリーに留まらず、深い心理描写と家族の絆が織りなす感動的なストーリーです。事件の真相を追う中で、姉は妹の知られざ...
感想・レビュー・書評
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シンガポールの空港で購入した本!
愛する妹の突然の死。生まれたばかりの息子の死を悲観しての自殺だと断定され、誰もが疑問に思うことなくその事実を受け入れる中、姉だけは妹が自ら命を絶ったことを信じられず、周りの反対を押しきり独自に調査を始める。次々と浮かび上がる不審な事実、そして妹の知らざる一面も?
ただのミステリーっていうより、登場人物のそれぞれの心理描写に重点が置かれていて、姉妹の見えない絆に心がずーん。文体も、姉が妹に語りかける形式で進められていて、余計に姉のやりきれない思いが伝わってくる。
本作がデビュー小説みたいなので、次回作も早く手に入れようっと♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は妹の失踪事件を姉が追うミステリー仕立てとなっていますが、私は半分文学作品みたいに感じました。なかなか深い。だから読み進みませんでした。扱う内容も「家族の絆」と「医療過誤」そして「先端医療」なので、その部分での単語は難しかったです。まず、ウィルスベクターやら、嚢胞性線維症(CF症)(のうほうせいせんいしょう、Cystic Fibrosis)なんて、私の電子辞書にはもちろん載っていないので、想像しながら読みました。想像とあんまり違わなくてあとでちょっとほっとしました。
話は謎解きなんですが、それは表向きで、実は主人公が妹の事件の謎を追う過程で、家族と向き合い、自分と正面から向き合うという「自分探し」の話でもあるのではと感じながら読みました。たまに『どこまでが、ほんとの話なのだ?』といった不安感があったんですが、その感覚は決して自分の英語力不足による読み違いではなくて、作者の計算のもとに落とされた感覚だということが最後にわかります。そのへんがこの本の魅力かもしれません。
謎解きの面白さというよりも、もっと重いテーマが流れる作品です。やっぱり、エンタテイメントではなく、ロンドンという暗い冬の厚い雲のなかに閉ざされた雪の街でのある一人の女性の葛藤を描いた作品。 -
残り1/3くらいまで読み進めるまで、なかなか展開が進まない感じがちょっと読む気を削いだけど、終盤は一気に面白くなってあっという間に最後まで読んだ。妹を想う姉の気持ちや、自分の直感を最後まで諦めないってすごいなー、と。
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表紙のキャッチコピーと、裏表紙の粗筋紹介を見て、「…失敗した。」と思った。
"Very clever, very surprising""Nothing can break the bond between sisters..."あまりにも陳腐な売り文句が並んでいた。
けれど、読み終えた今、その理由がはっきりとわかる。
本当の粗筋を紹介するなんて、とてもできない。最初から最後まで楽しむためには、なるべく内容についての情報を得ていない状態で読み始めるしかない。したがって、粗筋紹介を興味深くすることなど、できないのだ。
だから裏表紙には、小説が始まって数ページで分かることしか、基本的には書かれていない。
私も、未来の読者のためにこれ以上は書くことができない。書けば、興味を惹くことはできるかもしれないが、小説の良さが減ってしまう。
しかし、これだけははっきりと言うことができる。
「面白いよ! ぜひ、読んでみて!」
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