Lean In: Women, Work, and the Will to Lead

著者 :
  • W H Allen
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780753541630

感想・レビュー・書評

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  • 3年くらいかかった気がするけどやっと読み終わった!

  • FacebookのCOO(最高執行責任者)シェリル・サンドバーグ氏の著書。アメリカの職場は日本に比べてよほど男女平等なのかと思いきや、エリートが集う最先端の企業でも様々な場面でまだまだ男女の格差や偏見があることに少し驚いた。この書や氏の様々な活動が、女性が活躍していく上での壁を無くしていくことに影響を与えると期待したい。

  • TEDのプレゼンは本当に何度も見た。ひどく感動して英語の勉強も兼ねて原書にチャレンジしたが案外読めた。私生活の変化と相俟って、これまでまったく未知ゆえに思考の対象ともならなかった女性というものについて考える大きなきっかけとなったし、気付きも爆発的に多かった。川上未映子の『きみは赤ちゃん』と同じくらいパラダイムシフトの連続だった。

    私たちは同じ言動に対して女性と男性で違う反応を示す。仕事において自己主張する男性は積極的と評価するが、女性の場合は積極的「すぎる」とネガティヴな評価を与える。子供ができたら、男性には「おめでとう!」と言うが、女性には「おめでとう!で、仕事はどうする予定?」と訊く。私たちは偏見に満ちていることをまず認めないといけない。

    シェリルが恵まれていて現実はそんな簡単に変えられないという批判も多くあるようだが、あるべきと現実どうかは混同してはいけないと思うし、並の人ほど間違うと思う。まずTO BEがあり、AS ISから議論するのは本質ではないし、それでは何も変わらないと思う。まして彼女のような恵まれたポジションの人が先頭に立たなくて誰が変えられるというのだろう。

    また、読み違えてはいけないのは、実際彼女はその辺の「現実はそう簡単じゃないし、定時上がりなんてムリムリ」って言ってる女性たちより明らかにハードワークしてるということだ。彼女は多くの人が自分のことをいうときと同じように控えめに述べているが、それは公の場で人を動かすクレバーな物言いなだけで、実際かなりやっている。これを読んだ人が私も週45時間だけでいいんだとか思ってはいけない。彼女の45時間の生産性を上げるには普通の人はかなり働かないといけないだろうし、その点を無視してはいけない。

    彼女がラリー・サマーズのアシスタントだったとは知らなかった。サマーズに大きな影響を受けているようだし、女性は(彼女が述べる通り偏見に満ちた環境のせいにせよ)控えめすぎたり消極的すぎたりすることについて、言い方は違えど(サマーズとは違い蔑視の意見とは取られない言い方がクレバーな彼女にはできる)、現実の認識ではサマーズと共通したものがあるのかもしれないとは思った。

    最後に読んでる最中に夫のデイヴが亡くなった。中身だけでなく現実も合わせて心に残った本だった。

  • 「Lean In(リーンイン)女性、仕事、リーダーへの意欲」の原版。
    日本語訳よりも読み易かったのは、英語の方が細かいニュアンスが伝わって来たからだろう。grass ceilingとか、諸々。

    サンドバーグさんが日本で講演を行ったとき、男女平等で自由社会だと思っていたアメリカ、そのアメリカのgoogleのexectiveが、改めてフェミニズムの主張しているのを聞いて日本の女性たちは、どう感じたのだろうか。

    私の目から見たアメリカ社会の女性は、日本の女性よりも過酷な状況にいるように見える。アメリカでは「専業主婦」とか「結婚するまでの腰掛け」とか「一般職」という職業(社会)カテゴリーが存在しない。
    一方で、社会で男性と対等に働こうとするなら、サンドバーグさんのように高学歴、目立つ容姿、際立ったキャリア+「家庭を持つ(子育て含む)」でなくてはいけない。
    ココまで武装しなくちゃ、grass ceilingは越えられない。

    越えなくてもいいから、普通に働く(同じキャリアを維持する)だけでも普通以上の努力が必要。アメリカ人の友だちが愚痴をこぼす度に「アメリカで女性に生まれると大変だねえ」と心の中でつぶやいていた。

    サンドバーグさんがTEDとか日本で行った講演で切々と職場での男女平等を訴えるのを聞いたときに違和感を感じたのは、「できる」女性が男性にも受け入れられる意見を言おうとすれば、ココまで下手にでなくちゃいけないのかしら、と思ったのと、「できる」からこんな風なプレゼンテーションをするのかしらと考えたからでした。

  • Taking risks, choosing growth, challenging ourselves, and asking for promotions (with smiles on our face, of course) are all important elements of managing a career.

    As more women lean in to their careers, more men need to lean in to their families.We need to encourage men to be ambitious in their homes. We need more men to sit at the table...the kitchen table.


    Instead of pondering the question "Can we have it all?," we should be asking the more practical question "Can we do it all?" And again, the answer is no. Each of us makes choices constantly between work and family, exercising and relaxing, making time for others and taking time for ourselves. Being a parent means making adjustments, compromises, and sacrifices every day. For most people, sacrifices and hardships are not a choice, but a necess.


    "It will be a little messy, but embrace the mess. It will be complicated, but rejoice in the complications. It will not be anything like what you think it will be like, but surprises are good for you. And don't be frightened: you can always change your mind. I know: I've had four careers and three husbands."

    途中までのデータを用いて、また彼女の周囲の人々の体験などから女性のキャリアについて語ってる部分は面白く読めていたけど、後半になるに連れてフェニミズム感が強くなってきた。

    彼女は最後自分がフェミニストであることをポジティブに表現してたけど、たぶん私自身がフェミニズムやフェミニストという表現自体に偏見を持っている証拠なんだろう、なんだかしっくりこなかったし、読んでて気持ちよくなかった。

    子供を産んだ後女性の体はどのようになるのか、体験がないからわからないけど、シェリーさんはとってもハードな生き方をしているように思う。

    同じようなメンタリティと能力を持てる女性なら、やってのけるのかな。私はなんか読みながら感心しつつもできない・・・!!と思った。

    一方で、このように地位と名誉のある方々が書籍でworld wideに女性のキャリア追及について読者の知見を広げる活動をしない限り、現状は変わらないわけで。もっと仕事やポジションにフォーカスした本も出せただろうけど、あえて女性としての働き方に焦点をあてて本を出したのがすごいし、とても社会的だと思った。

  • ATOS Book Level: 8.8
    Word Count: 57355

    BNC-COCA-25
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  • 私のブログへ
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  • 久しぶりにさらっと。
    僕にとってはジェンダーや割り込めという内容よりも、メンターの重要性を実感する内容。
    ラリー・サマーズとサンドバーグの関係のような信頼関係は素敵ですね。メンターに対するアプローチ、そして、今後メンターになる立場としてのアプローチ、少し考えるところがあった。

  • 女性が社会で活躍する上で現状どんな問題があるか、それらにどのように取り組むのがよいか、どういう社会をつくっていくべきかということを様々なエピソードをまじえて論じている。少子高齢化している日本にとっては、女性が平等に社会参加する仕組みを整えることはとても重要だと思うが、まず個人レベルや企業レベルでこの問題にどう取り組んでいくべきかという議論が広く行われるようになる必要があると感じた。

  • 期待せずに読んだのですが思いがけず引き込まれました。

    キャリアを家庭と同様に大事にしていることについて罪悪感を感じてしまう、男性ばかりの職場で一歩引いて目立たないように行動してしまう、など共感できる点が多々あり、純粋に「罪悪感など持たなくていいのだ」、「もっと前面に出てよいのだ」、と元気づけられました。

    読後に見たTEDのパネルトークでも著者が話していましたが、この本の良いのはサンドバーグが「職場で泣いてしまったことがある」、「3歳の娘に”出張に行かないで”と泣きつかれて辛かった」「(子どもたちが緑の服を着て学校に行かなければいけない)聖パトリックの日に、息子に青のTシャツを着せてしまって罪悪感を感じた」というようなエピソードをさらけ出している点です。こういった人間的なエピソードがなければ、「完璧なスーパーエリートウーマンが書いた理想ばかり語る本」みたいになってしまって、多くの読者の心をつかむことはできなかったのではないかと思います。

    私自身は、著者がはっきりとした10年後・20年後のビジョンを持って働いてきたわけではない、という点に非常に勇気をもらいました。

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