Life: The No. 1 Sunday Times bestseller from the Rolling Stones legend
- Weidenfeld & Nicolson (2011年5月26日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・洋書 (640ページ) / ISBN・EAN: 9780753826614
感想・レビュー・書評
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キースリチャーズの生き様がわかる本。ぶっ飛んでいる。
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面白かった、実に面白かった。私は特別、キースのファン、というわけではなくストーンズの中ではむしろロン・ウッドがお気に入りなのですが、そんな私が読んでも十分楽しめる内容でした。キースのファンで特にギタリストとして、ミュージシャンとしての彼のファン、という方であれば是非この原書を読んでもらいたいです。この手のミュージシャンの自叙伝って、英語の文法から外れてたり、卑猥な比喩表現やダブルミーニング、もしくは辞書には載ってない俗語や卑語が多くて苦戦することがあるのですが、これはほとんどそんなことがなくフツーに読めます。ただし、クスリ関係の話が多いのでその手の用語や名前はよく出ます。
キース、というよりローリングストーンズってのは音楽以外の話題が豊富なのですが(特にキースに関してはクスリ関係)、キース本人はいくつになってもただのギター小僧、ロック大好き野郎というのがすべての行間から感じられて彼が色んな問題を抱えながらも周りの人がついサポートしてしまう彼の人間性を感じます。
型にはまらない人間的な魅力、というやつなんでしょうけど、年齢とともにそういうのって無くなって保守的になったり説教臭くなったりするのが多い中で、いつまででも彼は昔のままのメンタリティなんですよね、あれだけ、クスリで一時はボロボロになったり、色んなトラブルに巻き込まれたりしながらも今も元気でいられるっていうのは運が良い、というだけではなく神様が本当に守ってくれてるんじゃね?とさえ思えてしまう。
キースもこの本の中で、あんだけクスリをやってても無事でいられたのは自分は丈夫で免疫力が強いからだとか、クスリもピュアな上物ばかりで粗悪品には手を出さなかったからだとか書いてますが、「そりゃ、アンタ、金ならいくらでもあるもんね」という突っ込みを恐れず堂々と書いちゃうとこが憎めないというかバカというか。
ローリングストーンズの話がもっと多いかと思ったら、意外と少なくて彼自身の音楽の話の方が主です、ただ、同じようなことを何度も書いてます。この音楽の話の部分とクスリの部分を除けばページ数は400ページ以内に収まるのではないかと思います。
ストーンズの話は前半、ブライアン・ジョーンズの悪口、中盤、ビル・ワイマンの悪口、後半、ミック・ジャガーの悪口(というか確執)という感じで最後まで彼がストーンズのメンバーの中で一度も悪口を言っていないのはチャーリー・ワッツだけです。かといって、仲が悪いとか陰険とかってわけじゃなく、まぁ、あんだけ長くやってりゃそういうの出てくるだろうな、という感じです。ミックに対しては悪口を言っていながらも「昔のオマエはそうじゃなかっただろお、オイ、何で変わっちまったんだよぉ」という感じ。何だかんだ言ってもやっぱミックのこと好きなんじゃん、と思ってしまいました。
最初の子供、マーロンとの関わり方で、アニタがクスリでよれよれで一緒に置いておくのは心許ないためツアーに連れてくわけですが(7歳の子供をそんなツアーに同行される方がどうかと思いましたが)、父親としては未熟だけど息子を思う不器用な若き父親の姿がかいま見れて微笑ましかったです。
キースが歌う「Before they make me run」か「Happy」をBGMにこの本を読んでると、あたかも彼が自分に語りかけてくれてるような気持ちになれる楽しい1冊です。 -
日本語訳の評判が一部で良くないっぽいので原書買った。
KeithRichardsの作品
