- Amazon.co.jp ・洋書 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9780763616052
感想・レビュー・書評
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○あらすじ
10歳のOpalは、牧師の父とフロリダのNaomiに引っ越してきたばかり。
母親は彼女が幼い頃に家を出て行き、
その母親のことを未だに思い続ける父親は、自分の殻に閉じこもりがち。
新しい土地で友達もできず、寂しさを感じていたOpalでしたが、
ある日、スーパーで出会った犬“Winn-Dixie”を飼い始めたことから、
彼女の人生は変わっていきます。
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
最近、色んな本に手を出してはいますが、
どうも読んでいてしっくりこない…っというか、
気分が乗らなかったりするので、
とにかく、評判の良い作品に挑戦してみることにしました(爆
よくあるテーマのお話かもしれませんが、
静かなストーリーの中に、日常の面白いエピソードも盛り込まれていて、
ちょっと不思議で、切なくて、読んでいるととても心が温かくなるお話でした。
とにかくWinn-Dixieが愛らしくてw
彼の姿が目に浮かぶようでした☆
特に大きな事件が起こるわけでもなく、
主人公も平凡な女の子ですが、読了後にじわっと幸せになれる作品だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前に読み終わっていたのですが、登録してなかったので登録!
なんだかとても心が温かくなるすてきな本です。
読み終わってわんわん泣いてしまいました。
心がささくれだってきた時、ぜひ。 -
SU007-125
YL4.0-5.0*022331語*SSS**
☆児童書_英語 ☆CDあり
■14A ▲14-019 -
Opalは、牧師のお父さんと共に新しい町に引っ越して来たばかり。
お母さんは、Opalが小さな時に出て行ってしまっていて、Opalには全然記憶がありません。
そして、そのお母さんのことをずっと気に病んでいるようなお父さんとは、あまりうまく話ができません。
教会で出会うこの町の子どもたちとも、いまいち仲良くなれそうにもないOpalは、ある日、大きな野良犬に出会いました。
汚れていて、ところどころ毛がはげている、みすぼらしいその犬は、誰もがひと目で心を奪われずにはいられない、最高の笑顔を持っていました。
Winn-Dixieの描写が、最高に微笑ましい。
甘くてせつない、人生の味がする一冊。
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YL 4.0-5.0 22,331語
人生は、甘くて切ない。 -
変な犬と出会ったことで、癒されていく主人公。ホロリとさせる暖かいお話。来年、映画が公開されるらしい。
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22331
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YL:3.8
語数:22331 -
映画にもなりましたね。それと前後してチョーナンは2年前位に読んだんじゃなかったかな。
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Winn Dixieと言うのはスーパーの名前であり、主人公の愛犬の名前でもあります。主人公の女の子は牧師さんの娘。「いい子」に振舞うことを半ば運命的に義務付けられていると本人は感じています。立派な説教者ではあるけれど、妻がいなくなってから、心を閉ざし、父親としてうまく振舞えないお父さん。主人公は自分を「孤児」と位置付けます。そして周りにもそういう意味での孤児は、大人も含めて大勢いたのでした。Winn Dixieが、その心の隙間を埋めてくれます。