- Amazon.co.jp ・洋書 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9780763644321
感想・レビュー・書評
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【Lexile指数:610L/Length:22123】A totally lovable dog and likable characters are part of this humorously gentle, warm, enthralling story about all sorts of friendships. The writing is clear, simple and high quality.
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知らない単語はほとんどなく、文章もわかりやすく、それでいて全然薄っぺらくない。心打たれる。思わず涙がこぼれるところもあるが、幸せな気分になれる素敵な物語。
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Kindle版がセールで安かったのでおさえてみた。
わからない単語があっても立ち止まらずに読んでみたが、まあまあ理解して読了した感あり。
小さい頃に母親が家を出たきりで、牧師の父親と二人暮らし。
母親との思い出はなく、父親も特に話してくれない。
最近引っ越してきたばかりで知り合いがまだいない。
そんな孤独を抱えたOpalという少年が主人公の物語。
食料品店に迷い込んで騒動を起こしていた犬をとっさに自分のだと言い、
Winn-Dixie(たしかその店の名前だったかと)と名付けて飼うことになってから彼の生活はある意味一変する。
友達ができる。
父親と話す機会が増え、母親のことを聞けたり父親の思いを知ることができたりするようになる。
これらはすべてWinn-Dixieのおかげ、みたいな流れになっていて、タイトルの由来にもなっていると思われる。
登場人物がそれぞれ抱える寂しさや悲しみ、そういったものも描写されるが意外にもさらっと語られていて暗い印象は持たなかった(Winn-Dixieのしぐさや行動が歯止めになっているのかも?)。 -
神父の父と二人暮らしの少女オーパル。引越し先の学校や友達に今ひとつ馴染めず、3歳のときに出て行った母親に思いを馳せる毎日。
スーパーで出会った野良犬ウィンディクシーが家族に加わわったことで、オーパルを囲む世界が少しづつ違う姿を見せ始める。
少女が周りの社会を認識しつつも、
素直に成長していく様子が描かれる。人間の複雑さ、アメリカ社会にありがちな問題もオーバーコーティングしすぎず、丁度よく含まれていると思う。100%ハッピーなストーリーではないのだけど、ほどよい苦味加減で読後感はよい。目を閉じると今もウィンディクシーの笑い顔が浮かんでくるようだ。 -
YL: 3.8
22,331語 -
洋書を読む会14冊目。
2014年3月~
完走者:neginohana, sakurako3, mikapyon, puffer, ヨギー, -
洋画みているみたいに入り込んでしまいました。雷でパニックになった犬の探索中、心を閉ざしていたお父さんと娘が雨の中でずぶ濡れになって、本心のぶつかりあい。児童書に号泣しているオバサン1名、できあがり。本の作りもかわいいデス。ちょっと文章が変ですが、とっても素敵なおはなしです。