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- Amazon.co.jp ・洋書 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9780857865533
感想・レビュー・書評
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読む会9冊目。 2013. 2 - 2013. 4 略称:パイ
完走者:sakurako3, neginohana, mikapyon, jp-vn-in-eg, maruko詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画も観たいと思っていたものの、見逃したため、新鮮な気持ちで本を読んだ。
第一部、Pi の生い立ちやら宗教観、哲学的な話などが延々と続き、冒険物語を読むつもりが哲学書を読んでいるみたいな感じだった。早く海に出たい一心で、頑張って読んだ。
第二部、長い長い漂流生活。
漂流の後半には号泣までした。
でも、一筋縄では行かないこの物語。
感動だけで終わらせてもらえない。
哲学書→冒険物語→ファンタジーと来たかと思ったら、
第三部ではそれまでの物語すべてを否定しかねない展開に・・・。
このへそ曲がりな展開は、何なんだ?
私としては、もやもやして納得しかねる部分が多いのだが、それも作者の狙いなのだろう。
まったく、素直じゃないなぁ。
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