本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・洋書 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9781408850039
感想・レビュー・書評
-
気が付けば、ジュンパ・ラヒリのこれまでの出版作をすべて読んでいた。政治的・社会的要素が強く、著者の作品の中で個人的に今のところ一番好きかもしれない。複数の登場人物がそれぞれの視点を語るスタイルが物語のサスペンスを上手に盛り上げてくれている。細かいことを言えばレズビアンの愛人登場など作品にとって意味があまりないようなシーンも見受けられるが、登場人物それぞれが持つ滅茶苦茶な一面(いわゆる"mess")もリアルでよい。私としては複雑すぎる母親よりも、オルタナティブな人生を選ぶ娘に強く共感。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示