Harry Potter and the Chamber of Secrets
- Bloomsbury Childrens Books (2014年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9781408855669
感想・レビュー・書評
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秘密の部屋は、賢者の石・アズカバンの囚人というmy2大巨塔の狭間で霞んでいるイメージだったけれど、読み返してみたら、深い。あまり読み込んでいなかったため記憶も薄く、それが逆にドキドキ感を増加させ新鮮な気持ちで楽しめた。シリーズの大切な要。
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【概略】
伝説の秘密の部屋がスリザリンの継承者の手によって開かれる!ホグワーツ魔法学校2年目となるハリー達を待ち受けていたのは、石化された犠牲者達と、秘密の部屋に関する伝説。ハリー、ロン、ハーマイオニーの3人は、秘密の部屋を見つけることができるのか?また、スリザリンの継承者は一体、誰?
2016年11月29日 読了
2021年06月02日 読了
【書評】
「魔法って何?」的な右も左もわからない1年生だったハリーが、若干ながらも魔法の世界に慣れた2年目、登場する敵のスケールも1作目よりもスケールアップして読者をハラハラドキドキさせる。謎解きの要素も1作目よりも強く、スリザリンの継承者や秘密の部屋にいる怪物はどんなやつなのだろう?と、ずっと関心を持ち続けさせた感、あったなぁ。
シリーズ中、(肉体的にもそうだけど)大きく、そしてハリー達の心の支えとなるハグリッドの若い頃の描写などにも触れることができ、読者がそれぞれ好きなキャラクターが確立していく作品となったのではないかな。
決して面白くないとは思わないけれど、読んでいる最中の高揚感は、アズカバンからかな。ハリー達が若いのだよね、2作目までは。3作目あたりから、ハリー達(特にハリー)が色々と苦悩し始めて、そこから親近感というか、気持ちが乗ることができるように。2作目までは、すごく綺麗なんだよね。映画に関しても、2作目と3作目で大きな違いを感じる。
「英語力」という点で言えば、過去の自分との比較、やはり安定して変化を感じることができるね。逆に言えば、いかに以前の自分は目の粗い読み方をしていたのかがわかる(笑)また数年後に読み返した時、同じことを思うのだろうなぁ。 -
audiobookで読了。まだ幼いながらも成長し始めるところが楽しめる。最後に向けての戦いと仲間との協力シーンは圧巻。
英語版ナレーターが素晴らしいのでぜひ。 -
Listened to an audio book version read by a Stephen Fry.
A very fascinating story, easy to listen. -
ハリーポッターシリーズ2作目。
私の個人的な印象だが、1作目のphilosopher’s stoneに比べて伏線が多く、完成度が上がっている気がした(すごい上から目線だが笑)。例えば、襲撃の前に蜘蛛が逃げる、Fowkesの涙に治癒力がある、とか。最後の方になって、「ああ、この記述はこの為だったのか」と気持ちよかった。それから、Dumbledore校長は毎回いいこと言う。Lockhart先生は、最後あまりにも可哀想。身から出た錆だが。
本自体とは関係ないのだが、日本語で一回読んでいるし映画も観ているので、先の展開が分かってしまうのが残念… -
サスペンス的な感じ。2冊目にもなると結構スイスイ読めるようになる
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何気なくロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージがクリスマスにホグワーツに残ってくれてるんですよね。友達を疑わないロンとハーマイオニーが勇敢で少し羨ましいです。
英語で読むと「ロンってこんなにウィットに富んでて面白かった?」フレッドとジョージってすごい面白いじゃん!!」と思うように。不思議です、、、
読み終わったそばからまたホグワーツに帰りたいなと思える一冊です。 -
図書館。ハリポタ再読期間。
映画のイメージがあるので、秘密の部屋の構造などは理解しやすかった。
まだ訳書が出ていなかった時に不死鳥の騎士団を原書で読んでいて、シリウスの例のシーンの描写に手こずったけど、映画で観たらまさに原書で読んだ時の想像の通りだったことを思い出した。
当時は既に訳書や映画が出ていたけれど、もし原書しかなかったら、サラザール・スリザリンの顔の壁なんか、訳やイメージ映像なしで想像できたかなあ。 -
「継承者の敵よ気をつけよ」。壁に血で書きなぐられた不吉な文字。ホグワーツ魔法魔術学校の創設にまつわる伝説―「秘密の部屋」がいま開かれる。人知れず校内を徘徊する不気味な声。言い伝えられる「秘密の部屋」の怪物の仕業か。ハリーにも嫌疑がかかる。そして、ついに犠牲者が…。(e-hon)より