Harry Potter and the Prisoner of Azkaban

著者 :
  • Bloomsbury Childrens Books
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本棚登録 : 167
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781408855676

感想・レビュー・書評

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  • 【概略】
     ホグワーツ魔法魔術学校の3年生となったハリー・ポッターに、また新たなトラブルが。魔法使いの世界で、脱獄不可能とされる牢獄「アズカバン」からシリウス・ブラックが脱獄、ハリーの命を狙っているという。新科目「占い学」で話題となる「グリム」、そしてそれを象徴する「ブラックドッグ」がハリーの周囲をつきまとう。吸魂鬼ディメンター、そしてそれに対抗する守護霊の呪文の習得など、ダークファンタジー度合いが大きく加味されたシリーズ3作目は、いよいよヴォルデモートの影が色濃く浮き彫りとなっていく。

    2016年12月31日 読了
    2020年10月31日 読了
    【書評】
     もう記録に残ってないけれど、今回、5度目の読了だそうだ(笑)「発展途上の英語力」ってのは、ある意味、(その都度英語力が伸びているから)毎回新しい発見があるね(笑)人生を楽しくさせてくれてるよ(笑)今回は過去4回を大きく上回る「ほぉ~」なんて感覚を沢山味わいながら読むことができた。それと同時に、「あぁ、まだ自分の英語力は小学生または中学生程度なのだなぁ」という現実を知ることも。ハリーポッターシリーズをスムーズに、且つ(もちろん今までだって楽しかったけど)より楽しめるように「やっとなれた」ってことだから(苦笑)。
     現在、読書記録はブクログにしていて。なぜかこのハリポッターシリーズは現在、逆順で読んでしまっているという。ブクログ未登録はこれで1作目と2作目を残すことになった訳だ。この3作目は、原作にしても映画にしても大きな転換点だよねぇ。大人が楽しめるレベルになってきたというか。ホグワーツ1年生2年生の頃のハリー達ってやっぱり・・・子どもで。ホグワーツの世界(原作・映画の中のリアリティライン)を読者・視聴者に知ってもらわないといけないってのもあるし、(多分)最初は子供向けに書いてただろうから・・・綺麗なのだよね。きらびやか。その分、トゲがないし、人間の汚い部分とか、思春期に向かう時の中二病ぶりも、ない(笑)この3作目から少し陰謀というか、大人の裏側というか、そういったところがしっかり出てきた分、楽しめるようになってきたという。
     まだ全てを読んでいない方のためにあまり内容の詳細には触れられないけれど、この3作目は「何とどう戦うか?」という点において色んなアプローチをしていたなと思ったね。「俺は無実だ!」というアプローチもあるだろうけど、それを選択しないことであったり、特定の人間さえ自分のことをわかっていてくれたら、あとは誰がなんと言おうと気にしない強さがあったり。・・・なんて、子ども向けの本にそこまでのテーマ性があるかどうかはわからないけども(笑)
     4~7作目までの書評を書いた時も思った。翻訳者のセンス、凄いね。翻訳版を読んでない状態で書評を書くにあたり、英単語の状態で書いた方がいいのか翻訳された日本語の状態で書いた方がいいのかを悩んでね。たとえば、ディメンター=吸魂鬼、とか。それで色々と見させてもらったのだけど、感心しかない(笑)言葉のセンスが素晴らしい・・・って、プロの方に対しての感想としては失礼にあたるかもしれないけど。尊敬の意味を込めて、触れさせてもらったよ。

  • カテゴリーとしては児童書なのに実はかなりブラックなハリーポッターシリーズの、唯一の明るい話(ヴォルデモートとの戦いがなくみんなの命が救われるから落ち着いて読める)。

    Maraudersの真相に近づいていく過程は、結末を知っていても大変ドキドキする。シリウスのスネイプの扱いが雑なところも、まだかわいい範疇でとても楽しい。ルーピンはカッコよすぎて、登場シーンのすべてが大好き。

    そんな親しみやすそうなルーピン、意外とRemusって呼ばれないんだなぁと思って、おや、ハグリッドってfirst nameだっけ…と考え始め、疑問が。なんでハリーたちはハグリッドのことRubeusって呼んでないんだろう?professorをつけているわけでもないし…

  • 図書館。シリーズ再読。
    映画より描写が細かいので、それぞれの思いや行動の理由がわかりやすかった。かたやだんだん長くなっていくので、貸出期間中に読むにはそれなりにまとまった時間が必要になってきた。

  • audiobook3作目。この後の話を知ってるせいか、凄く哀しくやりきれない気持ちになる。
    成長して来た子供たちを見守る大人と、シリアスの気持ちが母親になった今、凄く共感出来る。
    日本語版は昔読んだので詳しく覚えて無かったが、シリアス達とスネイプとの過去の話が興味深い。

  • ハリー・ポッターシリーズは巻を重ねるごとにシリアスになっていくが、本作もやはり重い。一つのテーマとして、「過去の遠さ」が繰り返し描かれていた印象。まず、ストーリーの大枠として、ハリーの両親が殺されるキッカケになった(とされてきた)シリウス・ブラックが登場して、両親の死の真相や父親の学生時代が明らかになる。また、命が狙われているにも拘らずホグスミード村に遊びに行ったハリーがルーピン先生に窘められるシーンがあるが、これは勿論、ダンブルドアの信頼を裏切り狼人間の姿でホグスミードを歩きまわっていた、若き日のルーピン先生含むハリーの父親たちの行動のリフレインだろう。終盤には、ハーマイオニーが逆転時計を使いシリウス救出に向かうが、逆説的に過去に対する彼らの無力さを表しているとも取れる。確かに守護霊の呪文には成功し、シリウスを助けることはできたが、結局のところ、シリウスの嫌疑が晴れることもなければハリーの両親が生き返るわけでもないのだ。

  • 面白かった

  • audibleで。なにしろスティーブン・フライ(っていうのね。今調べました)のパフォーマンスがすばらしかった(彼、ロバート・ダウニー・Jr主演の『シャーロック・ホームズ ダーク・シャドウズでシャーロックの兄マイクロフトを演じているんですね。実は筋金入りのシャーロキアン。)
    ハリポタは、2巻まで読んで止まっていたので、思いのほかダークだなと少しおどろいたけど、まさかの展開があちこちにあって楽しめた。「エクスペクト・パトローナム!」は、ここで登場したのね。のちのち登場しそうな人物もたくさん。

    つづきもききたいけど、4巻めからは長いからなー(^_^;; 少し間をおこう。

  • 闇に光る黄色い目。死神犬グリム。そして両親の末期の声を聞かせるアズカバン監獄の看守、吸魂鬼。2つの影に怯えるハリー。折しも脱獄犯がホグワーツに押し入った。ふとしたことからハリーは、両親を死に追いやったのがその脱獄犯と知る。闇の帝王の忠実なるしもべの名前はブラック。脱獄の狙いはハリー…。(e-hon)より

  • my first challenge to read in English.

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