Form+Code in Design, Art, and Architecture: Introductory book for digital design and media arts (Design Briefs)

著者 : CaseyReas ChandlerMcWilliams

• Princeton Architectural Press (2010年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[impresstectureさんの感想 · 2011年3月1日]

コンピュータを使ったWebデザイン、プログラミング、アート、建築などがジャンルを問わずビジュアルに記載されている。絵を見るだけで、イノベーションをかきたてられるようなグラフィックがすごい。
コンピュータによる形態生成が初期の頃、より生産性（Productivity）を上げる方向と、創造性(Creativity)を上げる方向の二つがあった。そこで大きく袂を分かった二つが、後の形態デザインにそれぞれ影響を及ぼしたことがとても興味深かった。そして、形態をアウトプットするためのプログラミング言語は、どのように視覚化したらよいのかを、例として記載しているところもおもしろかった。
まさにタイトルどおり、無機質なコードと、フォルムの足し算の結果が本書に記されている。