Creating a World Without Poverty: Social Business and the Future of Capitalism
- PublicAffairs (2009年1月6日発売)
本棚登録 : 33人
感想 : 3件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9781586486679
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2022I034 335.8/Y
配架場所:A4 -
マイクロファイナンスの創設者であり、ノーベル平和賞を獲得したユヌスによる本。
マイクロファイナンスの思想的なバリューチェーンがすべて乗っている。
何を思って、どうやって発想を転換し、いかにsocial businessをはじめたか。
ほかの解説本と違い、創設者自身が書いてあるのでよくある客観的な分析に加えて自己の信念や思いを綴っているので読み応えがある。
マイクロファイナンスの重要性よりも、この本は、民主主義は国家内においてのみみかけの最大幸福をもたらすことを考えさせられた。
つまり、どこかの裕福な国での民主主義的選挙によって選ばれた為政者が行った政策の結果、仮にその国での最大幸福をもたらすとしても、その国以外の国家の民に対して決してプラスの作用をもたらすものではないということ。
民主主義最高ーみたいなことが全世界で言われていますがよく考えるとその民主主義って達成不可能じゃね?国家を統制する絶対的な機関がないので(UNあぼーん)好き勝手に各国家が目的達成しようとすると結局軍事と経済がものをいう気がするんだなー。
まったく本文と関係ねー
原著英語だけど読みやすいので原著読むことをお勧めする。
全3件中 1 - 3件を表示