Where'd You Go, Bernadette: The New York Times bestseller, now a major motion picture starring Cate Blanchett
- Weidenfeld & Nicolson (2013年7月4日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・洋書 (352ページ) / ISBN・EAN: 9781780221243
感想・レビュー・書評
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話の進め方がとても面白かった。
メールや手紙のやり取りをベースに、キャラクターの関係性が見えてくる特殊な形で話が展開していく。
お母さん(バーナデット) が消息してしまい、旦那さんと娘さんが探しに行くという話。
女性が結婚や子育てなどによって今までの趣味や特技を犠牲にしてしまって、周りが見えなくなってしまうということを表しているのかもしれない。
面白くなっていくのが、本当に後半の方で、
残念ながらまた読みたいとはあまり思わない…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「洋書ベスト500」から。
星印は三つで高校英語レベルということだったんだけど、わたしには難しかった気がする。高校生の娘ビーの語りはともかく、Eメール、メモ、レター、報告書、戯曲みたいなスタイルとか、さまざまな硬軟混ざった文章でストーリーが進むので、けっこう読みにくい気がした。どういうことなのか、なにが起きているのか把握するのが難しかったり。けっこう専門的な内容のものもあって、途中で何度か挫折しそうになった……。
マイクロソフト社の大物を夫に持つ妻バーナデットが地域のコミュニティや娘の学校のPTAで浮いた存在になっていてって、そういう、女性のアイデンティティみたいなことについてユーモアを含めて語られる話、なのかなと予想して読んでいたら、中盤あたりからまったく予想外の展開になって驚いたんですけど! そしてそこから俄然おもしろくなってきた。
バーナデットが突然姿を消し、娘ビーのもとにバーナデットに関する書類がだれかから送られてきて、ビーがバーナデットを探そうとするあたりはミステリのようだし、バーナデットが南極にいると思ったビーが父と南極に行くところは冒険モノみたいだし。南極行きの豪華クルーズ船内みたいな話とか、まさか出てくるとは思ってなかったけど、楽しかったし。
バーナデットが、最初は普通の主婦かと思っていたのが実はもとは天才的な建築家だったとわかってそれも驚いた。
自分らしく生きるということ、について、バーナデット、ここまでやらなくてもどうにかならないか?と思ったんだけど、彼女は天才的な芸術家だからなんだろうな、と思ったり。
ここからネタバレです。下に続く。
バーナデットが本当に死んでいたら心底嫌だと思いながら読んでいて。
ビーがバーナデットをさがすところはすごくサスペンスフルでわくわくしたし、バーナデットが生きていて本当にうれしかった。よかった~。
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