The Testaments: WINNER OF THE BOOKER PRIZE 2019
- Chatto & Windus (2019年9月10日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・洋書 (432ページ) / ISBN・EAN: 9781784742324
感想・レビュー・書評
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The Handmaid's Taleの続編だが、読んでなくても十分楽しめる。単語の難易度は高いが、サスペンス調で筋は追いやすい。ブッカー賞受賞作を読了した達成感は格別!
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オーディブルで聴きました。
テレビドラマのHandmaid's Taleを見た人は続きが気になってしょうがないと思います。でも私は最後にどうなるかを知っている。この本を読んだから。
Testaments は2019年に発表されたので、1985年発表のHandmaid's Taleから34年後に完結するという、なんとも壮大な物語になった。テレビドラマの盛り上がりがなかったらTestaments はなかったかも知れない。
Handmaid's Tale の原作の内容は、ドラマのシーズン1までで終わっていて、シーズン2と3はドラマオリジナル。原作者のAtwood 氏はドラマの脚本家に、この人だけは殺さないでおいてね、と頼んでいた人がいるとネットで読んだが、まさにその殺されなかった人が Testaments の中の中心人物となる。
Testaments を読み進めて、その人物とその人物の役割がわかったときの衝撃はかなり大きい。おおー!あの人が!そうだったのか!と。本もドラマももう一度見直したくなる。
Testamentsの中でこの人物が言う。
I will get you back for this. I don’t care how long it takes or how much shit I have to eat in the meantime, but I will do it.
物語が完結したとき、この台詞を思い出して感無量となります。 -
“The Handmaid’s Tale”の続編で、今年のブッカー賞受賞作。前作を読んだ時は知らなかった事実…あれって1985年に出版されてたんですね…。数年前に本屋にやたら積み上げられたのは、HuluでのTVシリーズ化が2017年に始まったからだったなんて。私が生まれた頃に書かれた本だったとは知らずに読んでたけど、今改めて考えたら、1985年当時よりもますます便利になった現在からの視点で考察する”The Handmaid’s Tale”のディストピア感は、きっと35年前に読んだ読者が感じたものより衝撃が大きいと思うし、だからこそ今のタイミングでTVシリーズ化も決まったんじゃないかな。
さてさて、前作から15年が経ったGileadが舞台のこの続編。Gileadがゆっくり崩壊していく様が描かれた今回のストーリーも、独特だけどしっかりした世界観が確立されていて面白かった。そしてやっぱり、今の自分が暮らす現代がいかに平和で自由なのかを、ディストピア作品を通して実感する今日この頃。
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