MIDNIGHT LIBRARY,THE(B)
- CANONGATE BOOKS LTD (UK) (2021年2月18日発売)
本棚登録 : 299人
感想 : 28件
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Amazon.co.jp ・洋書 (100ページ) / ISBN・EAN: 9781786892737
感想・レビュー・書評
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前評判の高い本だったので原著で読んでみた。
めちゃめちゃはまった笑すこし映画の「バタフライエフェクト」と似たような設定だけど、決定的に違うのは人生をやり直しているわけではなく、異なる脚本の人生を体験しているということ。そうすると何が自分にとって大切なものなのかがよく見えてくる。ただそうした大切なものを寄せ集めて満足のいく人生が手に入ったとしても、その人生が自分で作ったものでなかったとしたら。経験と選択により運命は作られていく。量子論的にパラレルワールドでそれぞれのNoraが無数の選択をして無限の可能性に満ちた人生が存在するとしても、主人公の"Nora"が作る人生はひとつしかない。大事なのは一般的な幸せな要素(愛する家族、十分なお金、おいしい食事、安定した仕事)をもつことだけでない。なんでもいい、自分が満足いけばいい、人生はその可能性に満ち溢れているのだから。
It’s not what you look at that matters, it’s what you see.
by Henry David Thoreau
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歴史にifはないけれど、その願望を代わりに叶うならどうなるのか?という事を教えてくれる小説。このように言えば楽しそうなお話だけれども、実際はさまざまな苦難にぶちあたる。自分が理想的と考えるものが本当に理想なのか。理想的と思えるのは、実際に経験していない架空のものだからなのではないか。考えられる小説。
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一日20分の読書で何ヶ月かかったのだろう。でも最後まで読み切れてよかった。
主人公のように、日々閉塞感にさいなまれている人は多いはず。でも、ちょっとだけ前向きになる勇気をもらえる本です。無理しなくても大丈夫。 -
オーディブルで聴きました。
主人公のノーラは何もかもうまく行かなくなり、自ら死を選ぶ。するとMidnight Libraryという生と死の間にある不思議な場所に行く。この図書館にはノーラが過去に違った選択をしていた場合の人生の本が無数にあり、いくつかを体験させてくれるという。
実際にノーラは「あの時こうしていたらこうなっていた」人生をいくつか体験する。オリンピックメダリストになっていたり、ロックバンドで世界的に有名になって超有名ロック歌手とつきあっていたり、氷河学者として研究していたり…。
どの人生を体験しても、全てがパーフェクトというわけにはいっていない。そりゃそうだわな。でも完璧にこりゃだめだ、という設定があり、毎回図書館に戻ってくる。
それにしても、だよ。たとえ違う選択をしたとして、家族や親友が毎回亡くなっているというのは、「普通は」ないのではないかと思う。そんなに身近な人が若くして事故や自死で死んでる人ってそんなにいない気がする。ないわけではないけれど、この人生ならあの人が死に、この人生ならこの人が死んでるって普通じゃない。普通じゃないからフィクション小説なんだろうけれど。
あと、毎回ノーラはその人生の途中から急に参加するため、その場の人生設定を理解しておらず、周りの人に「どうしたの?変だよ」と言われるのだけれど、「ちょっとぼーっとしていたから…」など適当な理由でごまかす。オリンピックメダリストとしていきなり大勢の観客を前にスピーチをする場面も、即興スピーチで乗り切るけれど、さすがに原稿は用意してあったでしょ…と思ってしまう。こういういろんな「さすがにこうはならないでしょ…」が続いたため、私にはだめだった。
死を考えている人でも最後まで読めば希望が持てる本、と多くのレビューに書いてある。確かに最後は希望で終わる。だからと言って「ものすごく」落ち込んでいる人に、「この本読んで元気を出して」という本ではない。
私がそう言われて渡されたらお心遣いはありがたいが、ムカつくだろう。ちょっと落ち込んでいる人なら考えが変わっていいかもしれないが、生きるのが嫌になるほど落ち込んでいる人は、この本に限らず、本を読む前に医者に行って欲しい。
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原書を読むのはやはり良い。
作家の伝えたいことがそのまま伝わる。
最後のシーンは祖母を見てるようで切なくなったけど、私も毎日で良ければ来るよって言いたいな。 -
人生の岐路でどんな道に進んだとしても、良いこともあれば、悪いことも必ずある。一見華やかな人生にも陰の部分は必ずあるし、逆もまたしかり。
ノラのしっかり前を向く姿に、励まされました。
英語は難しい単語がありはしましたが読みやすかったです。 -
人生の中だ一つでも違う行動を取ったら結末が全然違う、今の人生でくよくよせず、生きる希望を待って頑張ろうと思える。今生きている人生に集中する、オリンピック選手になることも、北極でお仕事をすることも、何でもあり得る、自分の行動と考え方次第で何でも可能。
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“Beautiful”. 講評にしつこくその言葉が繰り返されていたので、「んなわけ」とあえて意地悪になりながら読み始めた結果↓
え、美しい。ストーリーの入り方が特にスムーズだなぁと感じていたけど、エンディングもこれまたBeautiful。
一番印象に残ったのは、人生をとある”モノ“に言い換えたところ。あまりにもしっくりきたので、頭の中で何度も復唱してしまいました。 -
人生は選択の連続。
「あの時、もし、違う道を選んでいたら今頃自分は・・・?」なんて、
誰でも一度や二度は考えたことがあるのでは?
それが可能なのがMidnight Library。
何万冊もの蔵書には何万通りもの選択とその先の人生が収められ、ページを開いて違う自分を生きなおすことができる。
自殺を考えた主人公はなぜかMidnight Libraryに迷い込み、最高の自分の人生に巡り合うまで読書は続く。
結末はなんとなく予想がついてしまわなくもないけど、ファンタジー作品を読む楽しさが味わえる一冊。 -
Audible で読了。ナレーターはCarey Mulligan。
洋書ファンクラブの「これ読ま」の年間ベスト候補に入っていたので聴いてみた。
主人公のNoraは多くの才能を持ちながらいろいろうまくいかず、自殺を試みたところ「真夜中の図書館」に行きつく。司書によると、そこは生と死の間。「あの時あれを選んでいたら」のいろいろな人生を試してみることができて、本当に選びたい人生が見つかったらそこで生きることができるし、結局死んでしまうのかもしれないのだという。
なんとなく落としどころは想像がつくのだけれど、いろいろな人生が面白いし(Noraが多才すぎる気はするけど)、upliftingで今不安で傷ついている(
2020年を終えてそうでない人なんている?)気持ちに寄り添ってくれるような小説。 -
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1章ごとが短くて夜寝る前に少しずつ読み進めるのによかった。
難しい単語や表現も少なく、文章も読みやすいです。
辛すぎてもういらないと思った日々を、大切で愛おしくて手放したくない日々と思えるようになるには、本人がどの側面からみてどう感じるか。
主人公と一緒にそんなことを学んでいった気がします。 -
英語の勉強のために読んだが、予想以上に良かった。
あの時ああしていれば…という後悔は誰でも少なからずあると思うので、そういう点でも主人公に共感しやすい。
また終わり方がとても良く、今を生きている幸せを感じられる本だと思う。 -
読み終わった後も、ふと思い返す物語。
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話題になってた本、読み終えました。
すごく期待が大きすぎた分、ちょっと私的には消化不足というか物足りない部分もあったけど、まあ面白かったです。
もしあの時にこうしてたら…とか結構思ってしまうタイプなので、何となく想像できてしまう展開でした。
映画化とかになったら、面白いかも。 -
あとはこの気持ちが続くかどうか。
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My favorite Korean vlogger recommended this book, which is why I picked it when I passed through the charity shop in Edinburgh.
Nora doesn’t find any reasons to live any more after losing her job, cat and etc.
I haven’t experienced “death” yet. I sometimes desperately want to disappear or even die but never ever did it.
If there is a place between living and death, and can live another life, I don’t know if I would handle it.
YOLO.
This is what it is. -
2022年3月に読んだ本とのこと。不思議な図書館に紛れ込んでしまう女性。1冊本を開くたびに、後悔した事、もう一度やり直したい事が、実現した人生が広がっていく。
この本に限らず、長い本はAudio bookと一緒に読むのがおすすめ!とのこと。慣れるとけっこう一気に読めるんですよね。(最近読めないけど!!!私!!!お疲れ気味でして...昔は読めたのだ)
しおりに登場人物たちの紹介をかいたりするのもおすすめ。長い本だと邦訳と原書を両方読んだりするのも良いそうですよ。
5/15追記
この本に関するアメリカのオンラインブックトークの会に参加とのこと!
