Feminism for the 99%

  • Verso (2019年3月5日発売)
3.25
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 20
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・洋書 (192ページ) / ISBN・EAN: 9781788734424

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 東2法経図・6F開架:367.1A/A79f//K

  • 『Feminism for the 99%: A Manifest』(2019) by Nancy Fraser, Tithi Bhattacharya

    f:id:ariel_1226:20210116123414j:plain

    邦訳はこちら。

    http://www.jimbunshoin.co.jp/smp/book/b525370.html

    今年1冊目の洋書だった。

    既存の資本主義体制の中で少数のエリートが高みを目指すフェミニズムではなく、搾取される側の99%の人々がみんなで立場を改善することを目指すフェミニズム、といってよいのかな…(初心者なのでこんなにざっくりまとめてしまってよいものなのかも合っているのかも自信はありません)?

    経済初心者は、少し前に挙げた『資本主義って悪者なの?』とあわせてよむとよりいろんな方面から資本主義の問題点を知ることができるのでおススメかも。あと、今月の100分で名著とそこに出演されてる方の著書もそのうちチェックしたいところ。

    フェミニスト単体としてではなく、反資本主義を掲げるすべての運動 ―たしか環境保護、レイシズム、労働運動などー と連帯してすべての人と地球のために声を上げることの大切さを説いていた。

    レイシズムに関しては『レイシズムとは何か』の後半にもBLMの反資本主義的な性質について触れてあって、わたしはそのとき新自由主義という言葉の意味も知らないくらい経済に無知だったのでよくわからずにいたけど、超基礎を勉強してからこの本を読んだおかげでかつてわからなかったことの意味も分かったように思う。多分。

    専門家の方の意見なども見てみたらやはり議論の余地もあるようではあったのでその辺りは勉強を重ねないといけないとは思うけど、フェミニズムをもっと広い視野で見る助けにはなったはず。

    日本語版が出ているからそちらでも全然良いと思うけど、原書も100ページ未満ですっきりずっしりまとまっているので読みやすいと思う。

    ただ、フェミニズムの専門用語は日本語でも把握しておかないとなとは思った。

    最後の一節がハミルトンっぽくて好きだったので、引用。

    "Feminism for the 99 percent is a restless anticapitalist feminism—one that can never be satisfied with equivalences until we have equality, never satisfied with legal rights until we have justice, and never satisfied with democracy until individual freedom is calibrated on the basis of freedom for all."

全2件中 1 - 2件を表示

NancyFraserの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×