The Library

  • Aria (2022年5月1日発売)
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Amazon.co.jp ・洋書 (375ページ) / ISBN・EAN: 9781801100489

感想・レビュー・書評

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  • 父親と2人で暮らす家庭内で問題を抱え、友達も少ない高校生Tomと、独りで農場を切り盛りして暮らす、パワフルだけど人との交流を求めているおばあちゃんMaggieが、地元の図書館を通して友情を育んでいくという、読了後心がほんわかするストーリー。本屋や図書館が舞台になった話は元々好きで、レビューも良かった為期待しながら今回も耳読書で読んでみた。

    TomとMaggieの語りにより各チャプターが交互に進行していくのだけど、Tom役の男性ナレーターが演じるTomと、Maggie役の女性ナレーターが演じるTomの喋り方が大幅に違い、前者が毎回すごーく生意気で嫌な性格の奴に聞こえてしまうのが難点だった。そして、この男性が演じるTomの父親(Tomの苦悩の元凶)のこれまた鼻持ちならない言動が、このナレーターの声により更に嫌味を増して耳に入ってきて、イライラさせられてばかりだった(笑)Tomの若さ故、Maggieの過去に対する彼の理解の無さにイラっとしたり呆れてしまう場面があったけど、それももしかして、ナレーターが演じるTomの声のせいでその気持ちが加速していたのかも…と思うと、目読書だったらもっと素直にストーリー自体を楽しめたかも知れないなと思ったり。今回のように、2人以上のナレーターが作中の同じキャラクターを演じた際に、キャラクターのイメージが一致しないということがたまに起こったりするけど、前もって読み合わせとかしてイメージを似せていこうとしたりしないもんなのかな?と疑問に思ってしまう。

    ストーリーとしては、TomもMaggieも、2人の間に芽生えた友情と、お互いの人生にとって図書館という特別な場所が与えてくれる地域との繋がりを通して色々なことを学んで得る事になる…という、最後にポジティブなメッセージを残す読了感なんだろうな、というのは読み始める前から読者は勘づいていると思うし、正にその通りの終わり方なんだけど、それでもラストシーンはやっぱりほんわかした。個人的には、Tomが図書館に通うようになってから格段に本を読むようになった、という設定から更に掘り下げて、読書によって彼の人生がもっと具体的にどう変化したのかや、特定の本の登場人物が彼にどう影響を与えたのか、なんかについてもっと細かく書かれていたらもっと面白かっただろうなと感じた。

  • 酒に溺れる父との二人暮らし、地味で成績もパッとせず友達もいない高校生のTom。一人暮らしで元気だが人との交流を求めて週に一度図書館のブッククラブに通う老女Maggie。二人は図書館で出会い、ひょんなことから仲良くなっていく。

    パワフルなスーパーおばあちゃんMaggieがTomの人生を変えるハートフルなストーリー。

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