Ghost Hunter: Book 6 (Chronicles of Ancient Da)
- Orion Children's Books (2009年8月20日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9781842551752
感想・レビュー・書評
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Chronicles最終話。あくまで児童書なので、それ以上のものを求めてはいけないと思いつつ、児童書としてはレベルの高い構成なので、つい大人目線で読んでしまい、あれこれ不満な部分ものこった。でも、初刊が出たときから追っかけていたので、終わるとやっぱりさびしい気が。また全巻読みなおそう。
話はまあ、Torakトラブルにに巻き込まれる→Rennは反対されるけどついていって、やっぱり危機に遭遇→新キャラ登場で危機脱出→敵側の驚くべき秘密が!→Torakがパワーアップ!最後の決戦...のパターンの繰り返しで。プロットや風景描写なんかが素晴らしいのに、人物の心情描写はちょっと薄っぺらい感じがするのも前作とおなじかなー。7人目のSoul Eaterは、結構最初(1巻のあたり)から予想してたから、今回の展開はそれほどびっくりではなかったけど、Darkの登場はよかった。ただ、やっぱり、最後のやっつけっぽいおさまり方が気に入らないな。Rennの将来の道を都合つけるためにDarkを無理やり登場させた魂胆が見え見えで。
映画化を意識してたのか、回を追うごとに「6千年前」という場面設定に無理がでた、というか、「古代」というより、別世界のファンタジーっぽくなってしまったなあ。それはそれで面白いんだけど、TorakやRennがやたら現代っ子っぽくなってしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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