The Girl With the Dragon Tattoo (Millennium Series)

著者 :
  • Quercus Publishing
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781847245458

感想・レビュー・書評

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  • スウェーデン作家の作品の英語訳が欧米でベストセラーとなっていたので、Amazon KindleのiPad、iPod Touch Versionの動作確認を兼ねてダウンロードした。
    内容はさすがにベストセラーであるだけあり大変面白かった。
    主人公の女性が通常とは全く異なるタイプで、一般社会からの「はみ出しもの」の設定がユニークで面白い。
    日本人からするとやや鬱陶しい犯罪パターン(SM嗜好、性的な連続殺人等々)ではあるが、これは米国のベストセラーなのでやむなし。
    引き続き続編を読みたいと思う作品。

  • もうすぐ読み終わります。
    英語で半年以上かけて読んでます。
    ちょっと中身がキツイところがあって少し遠ざかったりしましたが
    いまはすごく面白く読んでいる。

  • スウェーデン風の名前,地名に馴染めず最初は戸惑ったが,2割を超えたあたりから引き込まれるように。未解決の少女失踪事件に36年の時を超えて取り組むというストーリーもおもしろいと思う。

  • NY Timesのペーパーバックのベストセラー欄を見ていると、ここ半年くらいずっとベスト10に3冊入っている「ミレニアム」シリーズの第一作。(作者が死んだので、この3部作でおしまいだそう)

    舞台も作者もスウェーデン、それを英語に翻訳したそうで、ちょっと長いけどジョン・グリシャム的に読みやすい英文の作品。

    名誉毀損で敗訴・収監されたジャーナリストと天才ハッカー不良娘が、スウェーデンの華麗なる一族の秘められた過去を追う話。一族の長から、巨額の報酬と、自分が敗訴した事件関連の情報提供と引き替えに、25年ほど前に姪が失踪した事件の真相究明を持ちかけられ、古い写真からだんだんと謎を解き明かしていくと。。

    謎解き系は、ドンデン返しもなく、アメリカ系ミステリー慣れしている頭には「あれっ」って感じですが、心理描写は秀逸かついろんな楽しめる要素がまとまっており、特に後半は一気に読める感じです。

  • とにかく内容が濃く、展開スピードも速い。
    ノンストップで脳にバシバシ刺激が来る最高傑作。

  • ゴールデンウィーク中に読みました。

    スウェーデンで出版されたクライムサスペンスの英訳版です。
    世界的な大ベストセラーだけあって、途中から止まらなくなりました。
    そして英文も読み易かったです。

    <メケ的適当あらすじ>
    経済誌「Millennium」の
    雑誌記者兼編集者であるBlomkvistは、ある投資家のスキャンダルを記事にしたところ、
    逆に名誉棄損で訴えられ、有罪となってしまう。

    多額の罰則金に加え、自ら所有者でもある「Millennium」の信用も失墜してしまい、
    窮地に立たされるBlomkvist。
    そんなとき、
    スウェーデン産業界の重鎮であるVanger社の元会長
    Henrik Vangerから奇妙な二つの依頼を受ける。

    ひとつ目の依頼はVanger家の年代記を作成すること。
    そして、二つ目の依頼は十数年前に忽然と姿を消した姪
    Harriet Vanger失踪の謎を解くこと。

    謎が解けるかどうかはともかく
    年代記を作成してくれたら多額の報奨金と、
    何よりも名誉棄損罪による汚名を挽回してやると言われ、
    Blomkvistはしぶしぶ老人の娯楽につきあうことにしたのだった。

    始めは乗り気じゃないBlomkvistだったが、
    十数年前の資料を集める内、
    Vanger家の血塗られた秘密、そして少女失踪事件の核心に迫っていく。。。

    <感想>
    あらすじはここら辺にしておきますが、この他にも
    謎解きに協力することになる刺青の少女Lisbeth Salanderを巡る物語、
    そして、果たしてBlomkvistと「Millennium」は汚名を挽回できるのか、
    などなど、一冊の中になかなかのボリュームでした。

    大きな主題としては、
    Vanger家の謎解きと、「Millennium」の汚名挽回についての二つです。
    どちらも重きが置いてあるので、
    クライムサスペンスであるのと同時に経済サスペンスとしても楽しめます。
    こういったところが、アメリカのビジネスマンを中心に人気の理由なんでしょうね。

    クライムサスペンスではお馴染み(?)の絶対絶命のピンチのときに
    読んでいてもう真夜中過ぎだったんですが、続きが気になって夜ふかししてしまいました。

    あと、舞台がスウェーデンというのも、これまでにない感じで新鮮でした。
    人物名の発音が良く分からくてちょっと苦労しましたが。。

    この本には、
    「The Girl Who Played with Fire」と「The Girl Who Kicked the Hornet's Nest」
    という続編があります。
    著者のStieg Larssonは
    この3編の原稿を編集社に持ち込んだ直後に亡くなってしまったのだそうです。
    著者は世界的大ベストセラーになるのを見ることができずに亡くなり、
    しかももう続編が出ないというのは非常に残念なことです。

  • 40年前に突如失踪した女性をめぐるサスペンス。謎解きも素晴らしいが、登場人物達の描かれ方が最高。特に天才ハッカーであり他人との関係を極度に嫌うLisbethのキャラが際立っている。3部作の最初。スウェーデン語から英語に翻訳したのがアメリカ人の為、欧州では使われないはずの華氏やフィート等の表記があるのは残念

  • YL7.0~8.0 169,488語

    雑誌"Millenium"の共同経営者であり、自陣も経済ジャーナ
    リストのMikael Blomkvistは、実業家Wennerstrmの違法行
    為を暴露し、名誉棄損で逆に裁判に敗訴する。
    "Millenium"もWennerstromの様々な手に経営状況が悪化
    し、Blomkvistは雑誌から離れることになる。
    彼自身、経済状況は最悪、しかも実刑判決で刑務所に入ら
    なければならなくなり、前途は多難を極めた。
    そんなときに、大財閥企業のVangar家の当主Henrikに30年
    以上前に失踪した兄の孫娘Harrietの再調査を依頼される。
    Blomkvistは気が乗らないが、高報酬とWennerstromの不正
    証拠を交換条件に調査に乗り出す。

  • 展開が早いので読みやすく普通におもしろい。
    文中に思わず、リンドグレーンとか「長靴下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」が登場して小さく興奮。今旬のIKEAも。

  • 【Exile Tattoo Studio】
      〜刺青師 刺道〜

    ■ホームページ

    PC⇒http://exile-tattoo.com
    携帯⇒http://tool-6.net/?tattoo

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