The Art Of Innovation: Lessons in Creativity from IDEO, America's Leading Design Firm

著者 : Tom Kelley
  • Profile Books Ltd (2002年3月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781861975836

The Art Of Innovation: Lessons in Creativity from IDEO, America's Leading Design Firmの感想・レビュー・書評

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  • シリコンバレーで生まれた世界有数のデザイン会社についての本。AppleのマウスをSteve Jobsに頼まれてデザインした企業ということで有名。ほかにも、P&Gはじめ、数々のヒット商品のプロダクトデザインを手がけている。

    イノベーションとはこうやって生まれるのか!

    一般的な問題解決手法によりステップを踏んでいるということもそうだが、なかでも、以下のような点が非常にユニーク。

    ・ブレストを1日1時間、毎日やることによる集合知
    ・調査結果や統計などをあてにするのではなく、問題が起こっている現場に行って、使っている人をとにかく「観察する」
    ・社内に「Tool Box」という工具や材料、サンプルなど色んなものを集めた一角があって、アイデアが出てこないとき、このツール箱を見れば何かしらのヒントになるというもの。今ではIDEOの図書館のように大事にされている。
    ・観察、実験のプロセスで、通常はプトダクトデザイン担当者とディレクターというような組み合わせで仕事するのだが、IDEOには言語学、哲学、生物学、彫刻家・・・などあらゆる分野の専門家がいて、彼らが現場を見てブレストをするというユニークな手法が根付いている。
    ・働く環境を大事にする。社長じゃなく、従業員のために景色のよい部屋を社食に選ぶ。

    本書に出てくる言葉に、「Serenditipy」という造語があります。
    何かを見つけにいこうとした際に、偶然に見つかること。そんな体験に、IDEOの社員はよく遭遇するらしいです。
    まさに、IDEOでは、人、モノ、コト(プロセス)の全てがSerenditipyによるイノベーションの源泉になっているのでしょう。

  • 次々と革新的な商品デザインをうみだす企業IDEO.
    こんな会社で働けたら、どんなに楽しいだろうに、と思わずにはいられない、いや思わずレズメを送ってしまいそうな自分がいる。

    絵がかけない自分でも働きたいと感じるのは、商品デザインはアーティスティックな才能を使うもっと以前に、
    カスタマーを知るということが肝であるから。

    カスタマーの目線で観察し、ブレーンストーミングで脳を柔らかく保ち、失敗をしても新たなことにチャレンジするというごく当たり前だけれど、
    なかなか実践できていない事を組織レベルで徹底的に実践しているのがこの会社。

    と同時に、GE勤務時代に学んだことがこの本に書かれていることといかに重複しているかにも感動。 
    「カスタマーフォーカス」「既存の枠にとらわれない」−年を重ねるごとに、より強く肝に銘じなくては−

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