Die Unendliche Geschichte: Von A Bis Z

著者 :
  • Thienemanns (K.) Verlag
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本棚登録 : 7
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・洋書
  • / ISBN・EAN: 9783522128001

感想・レビュー・書評

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  • ミヒャエル・エンデ
    邦題「はてしない物語」

    こんなにわくわくさせてくれる装丁の本があるでしょうか?

    カバーを取れば表紙はあかがね色の布張りで、
    そこにはアウリンが描かれており、
    本を開けば、あかがね色の文字と緑色の文字に書き分けられています。

    「はてしない物語」を読むバスティアン。
    その「はてしない物語」を読むバスティアンが描かれている「はてしない物語」。
    さらにそれを読むわたしが描かれている「はてしない物語」がないとは、
    誰に言えるでしょう?

    バスティアンがアウリンを自らはずす場面は、
    とても感慨深いです。

    読者はバスティアンがどんな旅をしてきたか知っている。
    読者も一緒に旅をしてきたことを実感する瞬間の一つだと思います。

    日本語版はこちら
    http://booklog.jp/item/1/4001109816

  • きのう読了。古本屋さんで買った化粧ケースなしのものなので、画像と微妙に違う印象なのだけど、出版社が一緒なのでこれかな?
    どことなくもったいぶっている感じと、明快なメタファー、という印象は拭えない部分があるのだけれど。読み終わると、やっぱりエンデってすごいなぁ、と思う。エンデがエンデであるからこその限界は、やはりあるのだろうけれど、その限界があるからこそ、エンデにしか描けない物語、なのだろうな。何であれ、このテーマで某かのかたちにしたというのがすごい。
    ときどきちらっと邦訳版も覗いていたのだけど、右開き・縦書きに巻物な感じを覚えて、ちょっと新鮮だった。ドイツ生まれのおはなしがその感覚にうまくはまっているという妙。

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