Sebastião Salgado. Genesis (Photography Book)
- TASCHEN (2013年3月31日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・洋書 (517ページ) / ISBN・EAN: 9783836538725
感想・レビュー・書評
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圧巻の写真集。
届いた際に、まず重さに驚いた。モノクロームの鮮烈な表現が、見る者を圧倒する。私は、土門拳先生、西川孟先生も心酔しております。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
写真家セバスチャン・サルガドによる世界紀行。
サルガドはブラジル生まれの写真家で、学生運動に身を投じた経験もある。法学部に学び、国際コーヒー機構の職員として、コンサルタントや農業指導に当たってきたが、仕事の合間に撮影してきた写真を追求するため、職を辞し、フリーランスのフォトジャーナリストとなる。
タイトルの"Genesis"は、物事の起源や創始を指す。「創世記」の意もまた込められているのかもしれない。
本書は、サルガドが世界を回り、遥かに「原初」を想わせる事物を捉えた写真集である。
サルガドのフィルムに収められた対象は、自然にしろ、動物にしろ、人々にしろ、大きなうねりと躍動を持って見る者に迫る。
海に屹立する氷山、夥しい数のペンギン、暗闇で眼光鋭く水を飲むヒョウ、唇に大きな皿をはめ込んだムルシ族の人々。
まるで太古の、生まれたばかりの世界に足を踏み入れたかのような鮮烈な驚き。
モノクロのシャープな映像は、圧倒的な美しさを持って、現代の地球になお残る原始のエネルギーを放つ。
90年代、サルガドは、労働者や移民・難民に関するいくつかのプロジェクトに取り組む。それらは意義ある仕事ではあったが、多くの過酷な状況を見聞きする中、彼は人間性の将来に関してすっかり悲観してしまったのだという("I had lost all faith in the future of humanity."(本書・序文))。そんな中で、実家の農場を引き継ぎ、すっかり荒れ果てたその地を立て直すことにする。多くの植物を植え、環境が良くなっていくにつれ、彼は熱意を取り戻し、本書の構想が出来上がっていったという。
2013年刊行。
21世紀に撮られた写真であることに驚く。
しばらく前から見たいとは思っていて、今回、たまたま出先で閲覧したが、手元に置いてみたい気もしている。 -
やっぱり、サルガドって写真で博士論文書いてるんだと思う。今回はライカだけじゃなくて、中判、大判、使ってますよね・・・。
