Monet. The Triumph of Impressionism (Bibliotheca Universalis)
- TASCHEN (2014年3月15日発売)
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Amazon.co.jp ・洋書 (616ページ) / ISBN・EAN: 9783836551014
感想・レビュー・書評
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いま読んでるタルコフスキーの本のなかで、タルコフスキーが映画と印象派絵画を比較して、映画は印象派絵画のようじゃいけない、みたいなことを言ってた。
(そもそも印象派の絵画を持ち出すことじたい、ちょっと違う気もするが。何が言いたかったのか目下わからず。ただ、タルコフスキーの映画がモネと対極にあることだけはわかる)。
それで、ひさびさにモネの絵をみたくなり。
10代の頃に初めてオリジナルを見て、なんて綺麗なんだと感動し、以後やたらめったら印象派っぽいイメージを目にして食傷気味になってもういいやと思い、一周回って今またモネの良さが見えてきた感じがする。
とくにモネの描く水が好き。
形式や形態より前に知覚した光を愚直に(じっさいは違うけど)定着させていけばいいという発明と発見の喜びのほとばしりのドキュメントとして改めて眺めた(たとえフィクションだとしても)。それぞれの絵と向き合うモネを想像して。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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