遊びと人間

著者 : R・カイヨワ
制作 : 清水 幾太郎  霧生 和夫 
  • 岩波書店 (1970年10月13日発売)
3.43
  • (1)
  • (1)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :20
  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000000055

遊びと人間の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 遊びを真面目に分析した本。
    分類より考察できるその理論が興味深い。

  • ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』は「遊び」について書かれた学問的に有名な本だが、その後「遊び」論がどう展開していったかについて、きちんとフォローしている人は、美学を除けば、人文社会学の中の人でもあまりいないのではなかろうか。本著は、まさに『ホモ・ルーデンス』の論を引き継ぐ「遊び」論として、一読に値するものである。

    『ホモ・ルーデンス』と異なるのは、訳者あとがきにもあるように、カイヨワが理論を中心に関心をもっている点である。それは遊びを4つの種類に分類して議論を進めていることからもあきらかである。このような「遊び」の複眼性をもって、そこに形成される文化や社会を投射するというのが全体的な特徴といえる。

    「遊び」というのはなかなか面白い概念なので(そもそも「遊び」がつまらない概念だとしたら、それは相当まずい気がするが)、気になったら是非一度足を踏み入れてほしい領域。といっても僕もまだまだ全然読んでいないのでこれから勉強だー。

  • 大学通教体育理論のレポート用にと参考文献としてあげたもの。
    講談社版が新しいが、図書館にはなかった(T_T)仕方がないので、岩波書店版(1988年版)を借りてきました。

    カイヨワが言う、4つの遊びの分類は様々な分野で聞くこともあるが、私は今回体育理論において、スポーツ文化と社会性について今回書かねばならない。カイヨワがいうこの遊びの分類は、スポーツというものが遊びからきたものであること、それを教育としての体育学がありスポーツに発展するまでの過程をこの分類にあてはめて論理展開している。
    第一部と第二部に別れているが、第一部だけで十分理解できるのではないか。ただ第二部は、その遊びたるものが、社会学まで展開されているので、カイヨワの理論で何を得たいかをはっきりと決めて取りかからないと、頭の中が散漫しそうだと思う。

    ゲーム理論において良くこのカイヨワの4分類がでてくるらしい。自分の幼き頃の遊びがどれに属していたか、そして大人はそれをどのようにスポーツに展開していったかなど自分にあわせて考えてみるとわかりやすいかとおもう。

  • 遊びを4つのカテゴリーに分類。遊びについて考える時に便利。

全4件中 1 - 4件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

遊びと人間はこんな本です

ツイートする