- Amazon.co.jp ・本 (523ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000000895
感想・レビュー・書評
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言語学や構造主義を勉強するならば必ず読まなければならないとされた学術書。ただ本書に限って言えば、翻訳されたのが70年以上も前なので、語彙や言い回しが理解し辛く、初学で読むには適さないと思った。全体として、ソシュールはこれまでの言語学者が陥りがちだった誤謬に関して、恣意性、所記・能記、言語(ラング)・言(パロール)、通時・共時などの視点を与えることで、言語学のより客観的、科学的な記述を試みるべきと説いているように感じた。ほとんどが既知の内容ではあったが、新たな発見も多く、やはり読んで良かった。
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これをソシュールの著作だと考えるとかなり混乱する。「ソシュールを読む」(丸山圭三郎)を先に読んだ方が良いと思う。
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いまとなってはすっかりお馴染みになった、物事に固有の価値は絶対的に存在するのではないという考え方や、シニフィエ・シニフィアンといった概念だが、はじめて学んだときの衝撃は忘れられない。あらゆる事象をとらえるときの根本的な前提になっている気がする。
ただ、いきなり本書にとりかかっていたらあまり理解できなかっただろうという気はする。 -
難しくて細部まで拾うことは出来なかったけど、言語の変化や言語と関係する肉体的な部分だったり地理的な部分との関係性について語っている本だとすれば、そんな風に言語を分析していく過程は難解でも面白かった。
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だいぶ歴史的背景があるからソシュールを攻めきれないけど、〈実体〉を排して〈形式〉で言語を詰めていっても、失敗するよなあという。
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高校生の時に読みちんぷんかんぷんだった本。今なら少しは読めるかな。
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ご存知、ソシュールさんの講義録です。
残念ながらすごく読みにくい。これは皆さんが書いてますね。それで、ほかからも訳が出たようですが、とにかく読みにくい。 -
これを読まずにポモとか言っているやつは
どうでもいい -
読了
フェルディナン・ド・ソシュールの作品





