イタリア中世の都市社会

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000001328

作品紹介・あらすじ

フィレンツェを主とした、中世のイタリアの古文書-公証人の登記簿、都市行政官の会計簿、市民の-にもとづき、中世末期からのルネサンス初期にかけての市民の政治・経済活動や法意識、女性の財産権などを考察し、都市条例の研究からだけでは捉えきれない、「市民の側から」の生き生きとした中世の都市社会像を描く。

著者プロフィール

1935年,東京生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。一橋大学大学院博士課程修了。広島大学総合科学部,東京都立大学人文学部教授,一橋大学経済学部教授を歴任。専攻はイタリア中世経済社会史。1988年4月29日没。著書に『イタリア中世都市国家研究』,『中世イタリア商人の世界』,訳書にW・H・マクニール『ヴェネツィア――東西ヨーロッパのかなめ 1081-1797』,『ロレンツォ・デ・メディチ』(編訳)などがある。

「2021年 『中世イタリアの都市と商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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