鏡のなかの鏡―迷宮

制作 : エトガル・エンデ  Michael Ende  丘沢 静也 
  • 岩波書店
3.71
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  • 本棚登録 :290
  • レビュー :29
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000003070

感想・レビュー・書評

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  • 私のバイブルです。
    読むとトリップします。

  • その時の気分や体調でその感想が大きく左右されそうな本、違った言い方をすれば次読めば違う箇所に反応しそう。
    それ位輪郭がもやもやしているようで、明瞭にも思える兎に角奇妙奇天烈な作品集。相当に強烈かと。
    一つ明確に断言できるのは手軽に読める本ではないってことかと。

  • 大小30のお話からなる短編集。読み終える頃には、あなたもきっと迷宮に紛れ込んでいるはずです。

  • 何故積読状態だったのか不思議。生きている限り手放すことはないだろう

  • 夢を見ているような物語。つじつまが合わない、自分ではどうすることもできない。空を飛べるのに、床から30センチくらいの高さを飛んでいるような、違和感と達成感のなさを感じる。でも、続きを読んでしまう。

  • 自由の牢獄みたいな短編集。やっぱりちょっと、むずかしい。これも頭ぐるぐるするかんじ。

  •  訳丘沢静也。高柳、児童文学ではミヒャエル・エンデが一番好きです。小学生の頃から『はてしない物語』が好きで、『モモ』と同じ作者だと知って驚いたのを覚えてます。
     もう二月くらい前に買い取って、「あとで買おう」と思い忘れていたところ、パートさんが105円の値札をつけて売り場に並べていたのでその場で掻っ攫ってきました。
     三十の短編からなる連作集で、それぞれの話にタイトルがついてない。だから目次のページにはその話の冒頭部分が抜き出されているのだけれど、一番初めの話に高柳はやられました。
     どれも微妙に歪んだ世界ばかりで、ああすごいな、と思う。児童文学と幻想小説を足した感じ。二では割らない。それくらい世界がすごい。高柳は根っからのミステリ読みで、オチがない話は苦手だけれど、この人の書く物語は本当にすごいと思う。こういう世界を自分も創りたいと思う。
     何だろう、ナンセンスな状況や人物や会話をただ書いているわけではなく、明らかに意味が込められているのが伝わる、読み取ろう努力をしないと読み取れないだろうけれど、絶対に何か意味があるんだろうとそう思わされる。
     ただここまでこの本が気に入ったのはやっぱりオチがあったからなんだろうな。ネタバレになるので一応反転。
     非常にありがちだけれど、「最後の話で最初の話へと繋がるようになっている」。最後だからか分かりやすくはっきりと書いてあったけど、もしかしたら「他の短編も少しずつどこかが繋がっていたのかもしれない」と読んだあと思った。(役者あとがきにそう書いてあった。どうやら高柳が気付けなかっただけみたい。)
     高柳の印象に残った話は1番目と4番目。26番目と、ラスト30番目。
     抜粋。1番目の冒頭。
     許して、ぼくはこれより大きな声ではしゃべれない。

    05.11.25

  • 原点に戻ろうと思い、読む。

    ミヒャエル・エンデ、だった。
    確固たる思想。個性。
    理路整然と狂気を描く。



    鏡の中の鏡という、迷宮。

  • 随分前に古本屋で購入して思いついたときにだらだらと読んでたんですが、やっと読み終わりました。

    やっぱり自分には理解できない話の方が多かったけどそれでもちょいちょい自分なりの共感が持てる話がありました。
    ラストまで読むともう一度最初から読みたくなる構成は本当にすごい。

    理解できない話もその舞台設定や風景描写だけで自分は結構楽しめました。
    エンデはモモとはてしない物語の途中までしか読んだことないんですが、どれを読んだときもそれは感じましたね。それも哲学的な思考の上に作られたものだからかもしれません。

    好きとかとは違うんだけど一生の内に何回か読みたい作品。
    まあでもしばらくは読まなくていいかなあ。

  • 大好きです。
    オチがあるのか無いのか(私が気づかないだけっていう可能性も含め)わからないけど、シュールな感じ。
    たまにホラーなリアルも感じたりしつつ短い話がたくさん入ってました。
    個人的に家の中にお母さんと娘がいてお父さんが庭にいるあれが好きです。
    なにが?と聞かれてもなんとなく、としか言えないんですけど。
    いい話でもないんですけど。
    気が向けば何度も何度も読んでます。
    最後の話が最初に繋がったのが地味に感動しました。

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