角に建った家

  • 岩波書店 (1990年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (128ページ) / ISBN・EAN: 9784000003292

感想・レビュー・書評

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  • 司 修 の絵がよい。
    絵本のようです。

    家の話なので、子供でも大人でも楽しめる。
    赤川次郎の作品には絵がよく似合う。

    多色刷りも奇麗で、仕事が丁寧です。

    読んだのは二度目です。

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    赤川次郎:文、司 修:画  絵本、といっていいのだろうか。

    ある日、本の中そのままの家が近所に建った。まさに忽然と、という感じで。
    その本を何度も熱心に読んでいた幹夫は、呼ばれるようにしてその家の前まで行き、招かれるようにして家の中に入ってしまう。
    そこにいたのは、本の中でひとり暮らしていた少女だった。
    そこで過ごす時間は、家の外に流れる時間とは流れ方が違っていて、ほんのしばらくいただけのつもりなのに、一日以上が経っていて家や学校で大騒ぎになっていたりするのだ。
    幼なじみの由紀子は、その家と少女に夢中になる幹夫を心配しながら様子を見守るが、ある日その家の不思議さに気づき、命をかけて幹夫を守ろうとする。

    本の世界と現実の世界が縺れるように重なる、というのは感覚的にはわかる気がするし、実際に本を読んでいるときには本の世界に入り込んでいることも多いのだが、本の世界の方がこちらにやってきたとしたらどんな心地だろうか。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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