経済学は誰のためにあるのか: 市場原理至上主義批判

著者 : 内橋克人

• 岩波書店 (1997年7月30日発売)

感想・レビュー・書評

[bigさんの感想 · 2007年12月22日]

日本が、そして世界が直面する問題の根源がミルトンフリードマンに代表される自由放任こそが世界を幸せにするといいネオリベラリズムである。この思想が生み出す様々な災厄。弱肉強食は決して我々に幸福をもたらさ内。ワーキングプアは他人事と思っていてはいけない。人は他人の不幸をそしらぬこことして自分だけ幸せには生きることのできない存在だから。

[Στέφανοςさんの感想 · 2019年4月1日]

規制緩和を語る資格は誰にあるか(宇沢弘文)◆経済学の再生を求めて(岸本重陳)◆科学としての経済学は万能薬ではない(佐和隆光)◆調整原理の視点を欠く大店法改廃論(大野正道)◆公共空間こそが市場を制御する(間宮陽介)◆マルクスは本当に死んだのか(杉浦克己)◆日本の農業は生き残れるか(大塚勝夫)◆規制緩和で働き方はどうなるか(熊沢誠)◆国際基準とは何か(西川潤)

[Text Runnerさんの感想 · 2008年4月22日]

定価1700円から７割引

[midoriMAN-reviewさんの感想 · 2006年4月23日]

父から借りた一冊。
自然ばかりに興味を持っていた僕が少し経済に興味を持ちはじめるきっかけになった一冊。様々な視点から現在の経済の流れを批判している。そのため経済と環境問題，経済とすべては関係があるということを知ることができた。対話式なので経済学初心者の僕でも読みやすかった。

[空水さんの感想 · 2004年12月8日]

経済学の存在意義を、ジャーナリスト・経済学者との対話から見直そうという一冊。