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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784000008822
作品紹介・あらすじ
ヨーロッパ経済の繁栄を「最底辺」で支える東欧・中近東・北アフリカからの移民労働者たち。彼らはヨーロッパ社会の最下層で、本国人の嫌がるダーティな仕事に追いやられている。西ドイツの有名な暴露ジャーナリストであるヴァルラフは、カツラや色つきコンタクトレンズでトルコ人の変身して、移民労働者たちの生活世界に潜入した。農場・建設現場・工場の下層労働者、新薬開発の人間モルモット、労働手配師の手先として過す日々。先進社会の繁栄の影を鋭く描いた迫真のルポルタージュ。
みんなの感想まとめ
移民労働者の厳しい現実を描いたこのルポルタージュは、1980年代の旧西ドイツにおける人種差別や労働環境の問題を鋭く掘り下げています。著者はトルコ人に変装し、劣悪な条件で働く移民たちの生活に潜入。彼らが...
感想・レビュー・書評
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面白そう!と思って何とか入手した本。ドイツ人がトルコ人に変装し、ドイツにおける人種差別や下層社会を探るルポルタージュ。
今でいうブラック企業のテュッセン。塵芥まみれの中、マスクも貰えず労働に勤しむ。若者は老け、いつも腹を空かせている。そういう職場で、ドイツ人に差別されながら、トルコ人は働いていた。なぜ、トルコ人は差別されるか。宗教の違い、同化しない態度、低賃金でドイツ人の職を奪った事、ドイツ人の特権意識の強さ…。
労働条件の悪い環境下でのトルコ人の就労は、人種差別というよりも、貧困の悲惨さを示している。職を選べない、社会において力を持たないという事がどれほど大変な事なのか。思い知らされる内容である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドイツ人が、カラーコンタクトとカツラでトルコ人になりすまし、外国人労働者がいかに劣悪な労働環境にあるかを告発した本。
すばらしいと思う。
だけど最初の方は、どことなくマイケル・ムーアみたいである。
マクドナルドの体験記はただの皮肉だし、カトリックへの改宗はそれは意地悪というものだろうと思う。もちろんどちらにしても、根底にある差別意識というのはあり、それを告発するつもりだったのだろう。
しかしたぶん、やってみたら、思っていたよりもひどかったのではないかと思う。
変な話だが、前半のマクドナルドや改宗の話は、確かに差別の話だ。
しかし後半の派遣労働になってくると、差別の問題であるといえるのかどうか。 -
1980年代の旧西ドイツにおける移民労働者問題をとりあげた本。著者はカラーコンタクトをつけ、トルコ人になりすまし、移民労働者を活用する企業に潜入し、その劣悪な就業状況を暴くという非常に興味深いルポルタージュです。
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