山河寂寥 上 ある女官の生涯

  • 岩波書店 (1999年9月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784000009058

みんなの感想まとめ

平安時代の政治と女性の生き様を描いた物語は、主人公藤原淑子の波乱に満ちた人生を通じて、当時の権力闘争や人間関係の複雑さを浮き彫りにします。特に、皇族や貴族たちが政争の道具として扱われる中、彼女が持ち前...

感想・レビュー・書評

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  • まだ、上巻だけど、面白かった。相変わらず、皇族や貴族(特に藤原家)に産まれたお子様たちが、大人の政争の道具にされてお気の毒だった。
    あと、在原業平と後に第56第天皇清和に嫁ぐことになる高子の駆け落ちは、びっくり。駆け落ち先が高槻の芥川、その時詠んだ歌が「ちはやふる」!
    下巻も楽しみ。

  • タイトルは『さんがせきりょう』と読みます。
    『寂寥』の読み方がわからなかったんだー(爆

    何を勘違いしてたのか江戸時代の話と思い込んでいて、読み出してすぐに超違和感(苦笑
    そりゃそうだ。だって平安時代の藤原北家の話だもの。

    女官では異例の従一位まで昇進し、69歳で没した藤原淑子のお話。
    サブタイトルに『ある女官の生涯』とある通り、生まれてから死ぬまで、藤原淑子の一生。
    宮中の渦巻く政治的駆引きの中を持ち前の頭の回転と気転の良さでスルスルと生きていく姿に惹きつけられます。

  • 女官という立場から、藤原家の一戦闘員として、その聡明さと手腕を遺憾なく発揮した藤原淑子。女性でありながら、どっぷりと政争に関わっていて、その駆け引きのスリリングさがとても面白かったです。

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著者プロフィール

杉本 苑子(すぎもと・そのこ):1925年東京都生まれ。52年「燐の譜」で『サンデー毎日』大衆文芸賞入選。62年『孤愁の岸』で直木賞を受賞、77年『滝沢馬琴』で吉川英治文学賞、86年『穢土荘厳』で女流文学賞受賞。87年紫綬褒章、2002年菊池寛賞・文化勲章。著書に『春日局』『冬の蝉』『冥府回廊』『女人古寺巡礼』など。17年逝去。


「2024年 『大江戸綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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