本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784000010818
作品紹介・あらすじ
復興のはじまりは、「ふたたび住む」ことから-被災者の生活再建に向けて、本当に必要な施策とは何か。研究者・まちづくりプランナー・弁護士・自治体職員など、災害復興に精通する専門家が、政策・制度の論点をていねいに洗いだし、真の再生への道筋を考える。住宅・まちづくりにかかわるすべての人に。
感想・レビュー・書評
-
あまり目新しいことは無し。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
執筆者は、都市計画、政策、法律などの専門家で、それぞれが東日本大震災の復興に携わっている。
震災の規模が大きかったことから、各地域が受けた被害の状況も復興に向けた課題も異なるし、そもそも震災の前から暮らし方も産業やコミュニティのあり方も異なっている。
その中で、仮設住宅の供給のされ方、持ち家再建のための支援のあり方など、現状の制度に課題が多いことは、本書を読んで事細かに分かった。
一方で、課題が多岐にわたるが故に、それらを網羅できる制度の構築というのが非常に遠い目標のように感じてしまった。
住まいの再建は単なる財産としての住宅の再建ではなく、仕事、コミュニティ、生活利便施設など、相隣関係を持った一種のネットワークの再建であり、どのような住まい(を含む生活)を再建したいのかということがあって、それを多様な主体(必ずしも行政とは限らない)が支援していくということで進めていかなければならないのだと思う。
各執筆者はそれぞれの復興の現場で、震災からの復興像という生の声に触れているのだろうが、政策・制度論に特化した本書の中からは、そこまでのものが伝わってこなかった点が少し残念であった。
著者プロフィール
平山洋介の作品
本棚登録 :
感想 :
