それでも私は旅に出る チマ・チョゴリの日

  • 岩波書店 (2001年4月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (270ページ) / ISBN・EAN: 9784000012478

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  •  1990年代の旅。韓国で生まれ育ち、日本人と結婚して来日し、日本の教会で牧師を務めたのちに50歳を目前に旅に出た女性がデイパックひとつで、ひとり90ヶ国以上を旅をする。言葉ができるってことが、旅を可能にするし、豊かなするんだなぁとつくづく思う。世界中どこでも、現地の人とすぐ仲良くなり、自宅に泊めてもらったり、一緒に観光したり・・・。それが一回や二回ではなく「たまたま出会った人たちが招いてくれるままに泊まったら、南米の旅の半分以上をただで泊まり、食べる結果になったのだ」、と。これはもう彼女の才能だろう。そんな彼女の旅は、とんでもなく楽しい。そして、世界は美しい。人々はとても魅力的です。

     ただ、30年前には想像もできないようなスピードで世界が変わっていっているというのも、古い本を読むとよくわかる。当時は多分多くの人がこう思っていたんだと思う。「東南アジアや中南米、アフリカを旅すると、心が痛む光景によくぶつかる。ホテルや高級レストランには、特権階級を除く現地の人は入れない。そこにいる本国人は従業員ばかりだ。そしてわずかなお金のために、どんなサービスでもする。(中略)問題は、彼らが決してサービスされる側にはなれないということだ。「持てる者」と「持たざる者」の区別があまりにもはっきりしているのだ」

     2025年のいま、東南アジアや南米から普通の人々がたくさん日本に観光に来ています。そして、日本人は以前のようにそれらの国々へ行くことができなくなりました。「持てる者」と「持たざる者」は「決して」というほど変わらないものではなかったということです。

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00005810

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著者プロフィール

一九四八年、韓国・釜山に生まれる。延世大学神学部卒業、東京神学大学 大学院修了。小岩教会 副牧師、世界教会協議会(WCC)スタッフ、日本基督教団豊島岡教会牧師を経て、現在フリー。著書『チマ・チョゴリの日本人』『チマ・チョゴリの日本人、その後」『チマ・チョゴリのクリスチャン』(草風館)『メキシコわが出会い』『弱き時にこそ』(澤正彦と共著・日本基督教団出版局)『それでも私は旅に出る』(岩波書店)

「年 『日本キリスト教史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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