田沼意次の時代

  • 岩波書店 (1991年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (246ページ) / ISBN・EAN: 9784000012744

みんなの感想まとめ

幕藩制社会の変革を求める庶民の期待が高まる中、主人公は新知識を吸収し、独自の財政感覚を駆使して新しい経済秩序の構築に挑む姿が描かれています。彼はロシアとの交易を含む革新的な政策を次々と打ち出し、時代の...

感想・レビュー・書評

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  • 1991年刊行。

     賄賂・金権政治家として悪名高い田沼意次。
     しかし、彼は、実は重商主義的、開明的で進取の気風に富んでおり、北方探検を推進した気鋭の政治家であった。
     この実像について、田沼の政策と、徳川吉宗・松平定信といった田沼前後の政治家との比較を行いつつ、田沼の虚飾を排したのが本書である。

     個人的には、田沼の実像に触れただけでなく、歴史の検証方法に関して啓蒙された一書である。
     つまり、テーゼに対するアンチテーゼの存在と両者の比較検討の重要性に気づかされたのだ。

     ちなみに、老中就任には為政者への賄賂・付け届けが不可欠とのこと。それは松平定信・水野忠邦しかり。「白き河」というイメージが如何に一面的かをも、併せ見せて行く書である。

  • 戦前 日本歴史の三大悪人 弓削道鏡、足利尊氏、田沼意次 前者2人は皇室に対する姿勢から

    江戸時代の通貨制度 三貨体制 金銀銭
     金 両分朱の4進法による鋳造定量計数貨幣 江戸中心、東国、中部
     銀 秤量貨幣(しょうりょうかへい)京大阪、西国裏日本
     銭 貫文 鋳造定量の計数貨幣

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著者プロフィール

1923-2004年。東京大学文学部国史学科卒業。博士(文学)。学習院大学名誉教授。徳川林政史研究所所長,愛媛県歴史文化博物館館長などを歴任。専攻は近世日本史。著書に『享保改革の経済政策』『近世村落の構造と家制度』『元禄時代』『大岡越前守忠相』『日本近世社会の市場構造』『江戸時代』『田沼意次の時代』『徳川吉宗と江戸の改革』など多数。

「2023年 『天明の浅間山大噴火 日本のポンペイ・鎌原村発掘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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